Boris、最新作『NO』パッケージ化リリース＋初期二作品のリマスターも

Borisが11月11日、デジタル先行配信されていた最新作『NO』をCDおよびアナログ化リリースすることが発表となった。これにリマスターが施された初期二作品を加え、計3作が国内3つのレーベルから同時リリースされる。

◆Boris 画像 / 動画

『NO』はCOVID-19によるロックダウンの只中、Bandcampからデジタル先行リリースされた最新作だ。同作品は広島の老舗Hard Core／Punkレーベル“BLOOD SUCKER RECORDS”よりCDおよびVinyl化リリースされる。

そして初期二作品リマスターのひとつは、フルレングス・シングル『Absolutego』だ。1996年の初単独デビュー作でありながら、60分1曲という当時としてはありえないフォーマットで発表された同作のリマスターが、自身のレーベル“Fangsanalsatan”から24年ぶりにリリースされる。

一方の1stアルバム『Amplifier Worship』は、“BorisのPower Violence期”であった1998年に発表された作品だ。当時のリリース元である東京の老舗Punkレーベル“MANGROVE”からリマスターを施して再登場する。

Borisは先ごろ、ジャック・ホワイトのレーベル“サードマンレコーズ”から過去作の再発が発表されたばかり。今回の3作同時発売は、彼らのルーツミュージックのひとつであるHard Core／Punkとの長年に亘る関係性と、シーンを超えた音楽の継承を目の当たりにできる機会となる。