【レポート】Psycho le Cému、過去と未来を映像で組み合わせたハイブリッドライブ

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Psycho le Cémuがデビュー記念日となる10月2日、Zepp Tokyoより無観客配信ライブ<勇者物語〜神伝〜再逢いを探す旅 at Zepp Tokyo>を実施した。

◆Psycho le Cému (サイコ・ル・シェイム) 画像

メジャーデビュー18周年記念となった同公演だがオンラインでのライブは自身通算6本目。毎回趣向を凝らした演出が見どころであり、今回はバンドにとっても特別な場所、Zepp Tokyoでの公演となる。



オープニングVTRは、眠りから目覚めた5人が光の中へ歩き出すシーンから。物語はここが起点となった。1曲目はコロナ禍でのバンドのテーマ曲にもなっている「あきらめないDAYS」の特別アレンジバージョンだ。以降も次々とライブ定番曲を披露。さらにこの夜は、2003年当時のライブで披露した楽曲アレンジを入れ込んでいくなど、記念日への強い想いが感じられる。

中盤の芝居コーナーでは当時の映像に、アフレコで時事ネタを織り込んだ台詞が放たれるなど笑いを誘うシーンも。オンラインシリーズでも披露されたRPGゲームのような映像加工も施されており、過去と現在を掛け合わせたハイブリッドライブとも呼べる内容が、当時のライブを知っている人をニヤリとさせた。



アンコールでは楽器を置いて、ダンスナンバーをメドレー形式で披露。次から次へと新しいアレンジが展開されるなど、様々な工夫で視聴者を画面に釘付けにした。ラストナンバーは記念日を祝福するかのように2002年のデビュー曲「愛の唄」だ。曲の開始と共に画面が2分割され、当時のライブ映像と現在のライブ映像を同時に見ることができるという、オンラインならではのサプライズで<勇者物語〜神伝〜再逢いを探す旅 at Zepp Tokyo>を締めくくった。

“#サイコルシェイム神伝”が当日のTwitterトレンド入りを果たすなど、新たなる可能性を見せてくれた5人の勇者に注目が集まった同公演は、10月11日までアーカイブ視聴が可能だ。


■<Psycho le Cému Online Live 「勇者物語〜神伝〜再逢いを探す旅 at Zepp Tokyo」>

アーカイブ期間:10月11日(日)23:59まで
配信チケット:¥5,000-
https://cb-agent.zaiko.io/e/PLC-saiaiwosagasutabi-1002

▼2020年10月2日@Zepp Tokyoセットリスト

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