エディ・ヴァン・ヘイレン、サミー・ヘイガーからの電話に「なんでこんなに時間がかかった?」
サミー・ヘイガーは、エドワード・ヴァン・ヘイレンの死後、今年に入り、彼と連絡を取り合うようになっていたと明かしたが、その取っ掛かりとなったヘイガーからの電話での2人の最初のリアクションについて語った。
◆エドワード・ヴァン・ヘイレン画像
米ラジオ局Rock 105.5のインタビューで、エドワードとのお気に入りの思い出について問われたヘイガーはこう答えた。「何年も話していなかった後、2月、1月だったかな、とにかく新型コロナウイルスの前だ。僕が彼に電話したとき、彼は、“なんでこんなに時間がかかった?”って言ったんだ(笑)。それは、僕に最大級の笑顔をもたらした。僕は“オー・マイ・ゴッド、それは訊くな”って答えた。あれにはものすごく感動したよ。“ヘイ、待ってたんだぜ”って」
ヘイガーはエドワードが亡くなった翌日(10月7日)、ラジオDJのハワード・スターンに声明文を託し、「エディと僕はテキスト(・メッセージを交換)し合ってた。今年に入り、連絡を取り合い始めてからのラブ・フェストだ。僕ら2人とも誰にも言わないってことで同意してた。(ばれたら)リユニオンなんかの噂で騒ぎになるだろうから。僕ら2人とも、それ(リユニオン)はないってわかってた。それに加え、彼は誰にも自分の健康状態について知られたくなかったんだ」と、2人の関係が修復していたことを明かしていた。
ヘイガーはまだエドワードを喪った悲しみの中にあるが、「その悲しみは……、僕らには素晴らしいものがあるって思うようになり始めた」という。「この音楽は永遠に生き続ける。僕は残りの人生ずっと歌い続ける。僕がいなくなったときには、若いバンドがプレイし続けてくれることを願ってる。それに、君らはいつだって家でこの音楽を聴くことができる」
サミー・ヘイガーとマイケル・アンソニーは10月8日に収録したサミー・ヘイガー誕生日コンサートで、ヴァン・ヘイレンの曲をプレイしエドワードを追悼した。この公演は今週末(10月17日)放送/配信される。
Ako Suzuki
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