Hakubi、竹原ピストル&高畑充希主演ドラマ主題歌を書き下ろし+メジャーデビューを発表

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京都発3ピースバンドHakubiの新曲「アカツキ」が、竹原ピストルと高畑充希主演による福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌に起用されることが明かとなった。「アカツキ」は同ドラマのために書き下ろされた新曲であり、ドラマ主題歌は自身初となる。

◆Hakubi 動画 / 画像

ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』は、オール福島県内ロケによるオリジナルドラマとして製作されたもの。監督はタナダユキが務めた。東日本大震災、2019年の東日本台風被害、さらに新型コロナウイルスの蔓延。立ち上がろうとする度に押し寄せる新たな苦難の中、南相馬市に実在する映画館『朝日座』に、引き寄せられるように集まってきた人々の“苦悩と再生”をコメディタッチで描く福島発のヒューマンドラマだ。放送は福島中央テレビにて10月30日(金)18時50分から。




▲ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』(c)福島中央テレビ

Hakubi書き下ろしによる主題歌「アカツキ」は、ドラマのストーリーに優しく寄り添いながら、思い通りにならなかった夢のその先で、しっかりとまた一歩を踏み出していく主人公の覚悟が歌われた。美しいストリングスと力強いバンドサウンドが印象的なバラードチューンだ。

またHakubiは、昨晩行われた地元・京都MUSEでの初ワンマンライブのMCで、ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEよりメジャーデビューすることが発表となった。unBORDEは、あいみょん、高橋優、中田ヤスタカ、WANIMAらが所属しており、須田景凪に続いての久々のレーベルニューカマーとなる。メジャーデビューアルバムは来年リリース予定。同アルバムに収録される新曲「アカツキ」が11月16日に先行配信されることも発表となっている。Hakubiは、「昨日10月22日、HakubiのホームライブハウスKYOTO MUSEでの1stワンマンライブで、メジャー発表となりました。今回書き下ろした楽曲「アカツキ」は、現在制作中のメジャー1stアルバムからの先行配信曲となります。今後の活動も楽しみにしていてください」とコメントしている。

なお、ドラマのロケ地である南相馬で撮影された配信楽曲「アカツキ」のアートワークが発表されたほか、一足早く新曲の一部が聴けるティザー映像も公開となっている。


▲配信楽曲「アカツキ」ジャケット

以下に、ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』主題歌「アカツキ」に関するHakubiメンバーとドラマプロデューサーのコメントをお届けしたい。

   ◆   ◆   ◆

▼ドラマプロデューサー:ホリプロ 藤原努
「このご時勢、元気をなくしている人も多いと思いますが、Hakubiさんの「アカツキ」は、聴く人の年齢性別を越えて、このしんどい状況を乗り越えて何とか次へ踏み出そうとする背中を押してくれる、そんな歌だと思います。
今回Hakubiさんにドラマの主題歌をお願いしたのは、ボーカルの片桐さんが23歳というその年齢にも関わらず、生き難さを感じている人たちに普遍的に伝わる言葉を歌詞にして、それを突き抜けるような歌声で伝えていくことができる人だなと思ったからです。これが今回のドラマのテーマである破滅目前40男の物語と見事にリンクしており、この内容に合わせての書き下ろしをお願いしました。
かく言う私も悩みだらけの50代のおっさんですが、この歌のおかげでちょっと元気になりました」

▼Hakubi 片桐 (Vo/G)
「今回、福島中央テレビの開局50周年記念オリジナルドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』に新曲「アカツキ」を使用していただきます。Hakubiとして初めてとなる書き下ろし楽曲となりました。リモートでの打ち合わせをし、頂いた台本・映像を何度も見返し、福島の美しい風景を、いまをいきる姿を考えながら、自分たちの音楽を通して“いま”を“これから”を表現し、歩みを止めてしまった足が、もう一度動き出す。そんな曲に仕上がりました。素晴らしい作品に参加できて本当に光栄です」

▼Hakubi ヤスカワアル (B)
「東日本大震災、当時13歳の俺はどこか人ごとの様にテレビ中継を見ていた記憶
時は経て9年、23歳
初めて福島の地に足を踏み入れて
海岸近くの未舗装の道路や不自然に整備された区画は
震災を肌で感じるには十分なほど
初の書き下ろし曲は葛藤と決断と信念を描いた映像作品の為に
新曲「アカツキ」
明けない夜は無いと信じて」

▼Hakubi マツイユウキ (Dr)
「福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』にHakubiの新曲「アカツキ」を使用していただくことになりました。
今回はHakubi初の書き下ろし楽曲ということでたくさんチームで話し合い、監督さんや関係者さんとリモートで打ち合わせをしたりと今までにないやり方で制作しました。
何かに行き詰まって苦しいそんな時に、あなたの背中をそっと押せるような曲になってます。
どうかお楽しみにお待ちください」

   ◆   ◆   ◆


■第1弾先行配信シングル「アカツキ」

2020年11月16日配信リリース
01. アカツキ

■福島中央テレビ開局50周年記念ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』

放送日程:2020年10月30日(金) 夜6時50分〜夜7時56分 ※福島県内にて放送
放送局:福島中央テレビ
監督 / 脚本:タナダユキ
出演:竹原ピストル 高畑充希 柳家喬太郎 小柳友 六平直政 吉行和子
http://www.fct.co.jp/50th_drama/
▼あらすじ
夢破れた売れない映画監督・川島健二(竹原ピストル)は、「死ぬ前に好きだった映画でも観よう」と南相馬市の古びた映画館『朝日座』へと辿り着く。そこで出会ったのは、来場した客から入館料をくすねるモギリ嬢の茂木莉子 (高畑充希)と、お喋り好きな支配人の森田保造(柳家喬太郎)。
川島は、そんな2人と、客に古い名画を2本立てで観せる『ニューシネマパラダイス』のような映画館に居心地の良さを感じ、しばらくこの街に滞在することを決意。そんなある日、資産家の未亡人・松山秀子(吉行和子)から「この街のためになる映画を作ってほしい」と声を掛けられる。あきらめた夢と折れたプライドがうずく川島。心が揺れ動く中、ドキュメンタリー映画監督・藤田慎二(小柳友)が現れ、クリーニング店の店主(六平直政)ら街の人々に取材を始める。川島と藤田は相反する考え方でぶつかり合うが…。
南相馬市に実在する映画館『朝日座』に、引き寄せられるように集まってきた人々の“苦悩と再生”をコメディタッチで描く、福島発のヒューマンドラマ。

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