DENIMS、初のリキッドルームワンマン終演 大阪公演のライブ配信も決定

DENIMSが、10月23日に恵比寿LIQUIDROOMで＜more local release tour “feel more local”＞を開催。ミニアルバム『more local』を携え全国14箇所のワンマンツアーを行っており、この日は自身初の恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブとなった。

ミニアルバム「more local」リリースと同時期にスタートしたツアー＜DENIMS “more local" release tour 『feel more local』＞中盤となる恵比寿LIQUIDROOM公演。1曲目を飾ったのはミニアルバムと同じく「Crybaby」。続けてライブでもお馴染みの人気曲を演奏。

今回のツアーではステージセッティングの変更、さらにピアノが導入されており、『more local』収録楽曲はもちろんのこと、これまでの楽曲も新たにアレンジが加えられている。“我々DENIMSの新しい形をみなさんにお見せできるという時点で非常に燃えております！”と披露した「I'm」ではVo./Gt.釜中がMusic Videoと同じくピアノの弾き語りスタイルで演奏。さらにしっとりとしたミドルテンポな楽曲が続き、柔らかい雰囲気の中にもバンドとしての力強さや芯の強さを感じさせ、マス目状に区切られたフロアでは各々自由に身体を揺らして楽しむ観客の様子が伺えた。

“なかなかまだ、以前のようにツアーやライブを回るのは難しいですが、今回の制限がある中でツアーを回ってみて、それぞれのスペースでそれぞれの楽しみ方をするというのは、今回の『more local』に意味が通じるな、と思っています。あまり周りを気にせず、制限はかかっているけどそんなハンデとかも楽しんでもらえたらなと感じています。それぞれ好きなように楽しんでいってください！”というVo./Gt.釜中の言葉に会場全体が大きな拍手で応えた。

終盤に向けてゆったりと音を楽しむ楽曲が続き、あっという間に『DENIMS、ラスト2曲です！』とライブでは定番のアッパーなチューンを披露。今日のライブの最高潮を迎えた。本編を駆け抜け、アンコールは客席からの熱烈な手拍子に応えてメンバーが登場。ラストは名残惜しさも感じさせつつ、DENIMSらしいポジティブな楽曲を披露する大団円の締めだった。

11月15日(日)大阪・梅田CLUB QUATTRO公演のライブの有料配信を行うことも発表された。バンドから年内をもってBa. 松原大地が脱退することが発表されており、地元・大阪での公演ということもあり会場に来られないファンにも楽しんでもらおうと急遽決定したもの。配信チケットは現在発売中だ。