ジョン・ライドン、妻の介護に専念でPiLのアルバム制作を断念「俺のせいだ」

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ジョン・ライドンが、PiLのニュー・アルバム制作を打ち切ったのは、自分のせいだと話した。バンドはスタジオに入ったものの、ライドンは認知症を患う妻の介護に専念せざるを得なかったという。

彼は英国の『MOJO』誌のインタビューで、噂されるPiLの新作について問われると、こう答えた。「ロックダウン前のことだったが、とても難しい時期だった。ノラ(妻)のアルツハイマーの症状が出始めたとこだったから。俺ら、田舎のレコーディング・スタジオに入ったんだ。羊しかいないような場所だった。そしたら彼女はひどく怯えたんだよ。俺の注意はそこだけに向けられた。ちょっと作ってみた曲は混乱していて駄作だった」

「俺は落ち着いていられなかった。俺のせいだよ。俺は“ハッピー”なアルバムと苦悩を一緒に並べることはできなかった」

「自分を憐れむのは禁物」を信条の一つとするライドンは、「俺はクリスチャンじゃないが、神は人に試練を与えるのが好きだよな? それとも、これは母なる自然の力なのか? 傲慢なほど自信満々なときにこういう爆弾を落としてくる。戒めって感じもする。でも、オープンで正直になる機会を与えられる」とも話した。

ライドンは2018年秋に妻の病について触れ、今年6月にはフルタイムで介護していると明かしていた。

Ako Suzuki
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