ザ・クリブス、デイヴ・グロールの助言のもと8枚目のアルバム完成

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ザ・クリブスが自身8枚目となるニュー・アルバム『Night Network』を完成させた。

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2020年11月13日にSonic Blew / [PIAS]からリリースされる12曲入りのこのアルバムは、2019年の春から夏にかけて、ロサンゼルスにあるフー・ファイターズのStudio 606でレコーディングされた。スティーヴ・アルビニが手掛けた前作『24-7 Rock Star Shit』は2017年8月にリリースされ、4作連続となるUKトップ10ヒットとなった。アルバムのリリース後、QアワードやNMEアワードの受賞歴もあるこのバンドは、イギリスの長年のマネージメントから離れた。

その後、ゲイリーが言う「合法的な泥沼」で立ち往生してしまい、新しい曲をレコーディングしたりリリースしたりすることもできなくなり、ツアーも行えなくなってしまった。この18か月間の停滞はバンドにとって悲痛なものであった。「ある時点では、僕らは実際に起こったことに幻滅していたので、バンドに戻りたいかどうかさえわからなくなってしまった」とライアンは語る。

そんな中ターニングポイントは、2018年の夏の終わりに訪れた。バンドはマンチェスターのエティハド・スタジアムで行われたフー・ファイターズのショーをサポートした。ザ・クリブスはバンドの持つトラブルを新しい友人、デイヴ・グロールに打ち明けた。「デイヴは、ビジネスのことはすべて忘れてLAのスタジオでレコードを作りな、と提案してくれた」とライアンは語る。バンドは最終的にフー・ファイターズに連絡をし、2019年4月からスタジオがブックされた。彼らの新たな自律性はレコーディングにまで影響を及ぼし、『ナイト・ネットワーク』はバンドが完全にセルフ・プロデュースした最初のアルバムとなった。

なおエンジニアリングはジェイムス・ブラウン(フー・ファイターズ、アークティック・モンキーズ)が行い、ミックスは彼らの頻繁なコラボレーターで、『Men’s Needs, Women’s Needs, Whatever』や『For All My Sisters』も手掛けたジョン・オマホニーが担当。アルバムは2週間でほぼ完成し、ポートランドのHalfling Studiosで1週間、オーバーダブがおこなわれた。


『ナイト・ネットワーク』

2020年11月13日(金)リリース
COOP804CDJ[国内流通仕様] ¥2,300+税
ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
世界同時発売、付帯物等未定

■収録曲目:
1. Goodbye
2. Running Into You
3. Screaming In Suburbia
4. Never Thought I’d Feel Again
5. Deep Infatuation
6. I Don’t Know Who I Am (feat. Lee Ranaldo)
7. She’s My Style
8. Under The Bus Station Clock
9. The Weather Speaks Your Name
10. Siren Sing-Along
11. Earl & Duke
12. In The Neon Night

◆ザ・クリブス オフィシャルサイト
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