岡崎体育の『劇場版ポケモン』テーマソング集に、木村カエラやSiM参加

大のポケモン好きと知られ、TVアニメ『ポケットモンスター サン＆ムーン』（2016年11月～2019年11月放送）では、オープニングテーマとエンディングテーマの両方を担当した岡崎体育が、劇場版アニメのテーマソングをプロデュースした『「劇場版ポケットモンスター ココ」テーマソング集』を12月23日（水）に発売する。

『劇場版ポケットモンスター ココ』は、1998年の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』から始まり今年で23作目を迎えるポケモン映画の最新作。ジャングルを舞台に、ポケモンに育てられた少年・ココと、ココを育てたポケモン・ザルードの親子の姿を描いている。

岡崎体育は本作のメインテーマをはじめとする劇中楽曲（テーマソング）全6曲をプロデュースしており、単独のアーティストによる複数楽曲が本編に使用されるのは、ポケモン映画としても初の試みだ。岡崎体育が今回書き下ろしたいくつかの楽曲では、映画のシーンに相応しいと考えたアーティストをヴォーカリストとしてフィーチャリングしており、既に発表されているメインテーマ「ふしぎなふしぎな生きもの」でのトータス松本（ウルフルズ）をはじめ、オープニングテーマ「ココ」ではBeverly、そしてエンディングテーマ「ただいまとおかえり」では木村カエラを起用していることが今回明らかになった。

加えて、矢嶋監督が自ら歌詞を手掛けた物語のキーとなるテーマソング「掟の歌」では、岡崎体育＋SiMによるスペシャルユニット“SiNRiN”が、そしてTVアニメシリーズでもその美しいハーモニーを轟かせた「NHK全国学校音楽コンクール 全国コンクール」（小学校の部）7年連続で金賞（全国1位）を受賞した東京都日野市立七生緑小学校合唱団も参加。岡崎体育も劇中のテーマソング「Show Window」で歌唱している。

なおアルバムには、この6曲の新曲に加えTVアニメシリーズで手がけた4曲をボーナストラックとして追加収録（うち2曲は初CD化）されており、同アルバムはまさに岡崎体育の”ポケモン愛”を炸裂させた集大成といっても過言ではない。また岡崎体育のアルバムとしては、2019年1月にリリースされた『SAITAMA』以来約2年ぶりの作品である。