ブライアン・ジョンソン、リハーサル1曲目で自信を取り戻す

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Photo: Josh Cheuse

AC/DCのブライアン・ジョンソンは、聴力の問題によりツアーを離脱した際、自分のキャリアは終わったかもしれないと落ち込んだが、最新機器のおかげで、リハーサルで歌った1曲目にして自信を取り戻すことができたという。

ブライアンは、英BBCラジオ・6ミュージックのインタビューで、ニュー・アルバム完成後行ったリハーサルについてこう語った。「最初はちょっと不安だったよ。しばらくやってなかったからね。アンガス(・ヤング)から“リハーサルやって、耳を試してみる?”って言われたんだ。僕は“やりたい”って答えた。最後(離脱した2016年のツアー)のような立場のままでいたくなかったから。あのときはバンドのサウンドが聞こえなかった。最悪だった」

「新しい機器を試したくて仕方なかったんだ。アンガスは“小さい音で始めようか”って訊いてきたんだけど、僕は“いや、フルの戦闘モードでやらないと。それに耐えられなきゃならない。もし駄目なら駄目ってことだ”って答えたんだ。彼は“オーケー、何をやりたい?”って言うから、僕は“Back In Black”を選んだ」

まだ一般に発売されていないと言われるその最新機器は、素晴らしい働きをしてくれたそうだ。「僕はひよっこみたいに飛び回ったよ。嬉しくて仕方なかった。2日間、その調子だった」

ジョンソンは同じくBBCのインタビューで、ツアーを離脱したときは「結構、孤独な状況だったよ。37年間一緒だった家族同様の同僚たちが、突然いなくなり、何もやることがなくなったんだ。数ヶ月、ウィスキーに埋もれてた」と話していた。

AC/DCの新作『POWER UP』は今週金曜日(11月20日)に発表される全英アルバム・チャートで、高セールスで1位を獲得するものと見られている。

Ako Suzuki
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