ジョン・レノン、殺害犯マーク・チャップマンのためにサインしたアルバムが競売に

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ジョン・レノンが1980年12月8日夜、マーク・チャップマンにより殺害される数時間前にチャップマンから頼まれサインを入れたアルバム(『Double Fantasy』)がオークションに出品される。

チャップマンはこの日、レノンが住むニューヨークのアパートメント、ダコタ・ハウスの前でレノンの出待ちをしており、夕方、スタジオへ向かうため外に出てきたレノンにアルバムを差し出しサインを求めた。彼はそれから約5時間後(*競売会社の説明文より)、アパートメントに戻ったレノンに向け発砲した。

オークションはGoldin Auctionsが11月23日から開催し、開始価格は40万ドル(約4,150万円)だという。『Consequence Of Sound』によると、アルバムのジャケットには、レノンのサインほか、殺人事件の捜査で証拠品として提出されたため警察による印がいくつか加えられているそうだ。



このアルバムは1999年に15万ドルで売却された後、2010年に85万ドルで別の持ち主のもとに渡り、2017年には150万ドル(当時の換算で約1億7,000万円)で売りに出されていた。

オークションの詳細はGoldin Auctionsのサイト(goldinauctions.com/John_Lennon_Signed__Double_Fantasy__Album_Signed_F-LOT70137.aspx)まで。

Ako Suzuki
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