トミー・リー、グランジを「両手を広げて歓迎した」

ツイート

サミー・ヘイガーは90年代初めのグランジの隆盛に脅威を覚えたそうだが、トミー・リーは歓迎していたという。

◆トミー・リー画像

ニルヴァーナやサウンドガーデン、アリス・イン・チェインズ、パール・ジャムらが現れ、人気を博したことにより、ハード・ロック・バンドはラジオやMTVで流れる回数が減り、アルバムやコンサートの売り上げが落ちたそうだが、リーは危機感ではなく、新しい波の台頭に興奮したらしい。彼はApple Musicのインタビューでこう語った。

「俺はこの地上で最大限に手を広げ、それを歓迎した。“誰かがひっかき回すつもりだぞ”って思ったんだ。有難いね。俺はまた同じ……、(当時)同じようなサウンドのバンドがいっぱいいた。そこに手りゅう弾投げつけ、“いや、俺らのやり方はこうだ”っていう連中、俺は大好きなんだ。俺はそういうの好きだよ。で、サウンドガーデンだ。その後どんどん出てきた。俺は好きだったね」

ヘイガーは昨年、SiriusXMのインタビューで「ヴァン・ヘイレンにいたとき、90年代、グランジが出てきたときは脅威だった」と話していた。「俺らはグラム・ロックみたいにドレスアップし、女みたいな格好してた。モトリー・クルーとかポイズンとかさ。それが楽しかったんだ。でも、グランジが現れ、彼らには派手なとこはなく、小汚く、型にはまっていなかった。俺は緊張したよ。あいつらは、俺らをバカにするつもりだろう、“お前ら、終わり”って目で見るんだろうって思ったんだ。そうはならなかったけど」

その不安から「1stアルバムをリリースしたばかりのアリス・イン・チェインズをヴァン・ヘイレンのオープニング・アクトに招待した」という。「以来、ジェリー・カントレルとはいい友達だ。でも俺はそれくらい不安だった。“彼らを俺らの公演に参加させよう。彼らのファンは俺らがクールだって知ることになるだろう”って言ったんだよ。悪い恐れじゃない、緊張感だ。で、彼らは本当に良かった」

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報