スティーヴ・ルカサー、ギタリストは「音楽理論は学ばない方がいいは大嘘」

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Photo by Scott Richie

クラシック音楽は別として、ロック、ポップ、ソウル/R&B等のジャンルでは、ミュージック・スクールで学んだわけではなく、独学で、独創的な演奏を生み出すミュージシャンが大半で、かえって音楽理論に通じるのはその妨げとなるとの意見もあるが、スティーヴ・ルカサーはこれを “ナンセンス”“最大の嘘”と一蹴した。

ルカサーは『Ultimate Guitar』のインタビューで、「ギター・インストラクターとしては、音楽理論を学ぶと、陳腐となり曲からソウルを奪うという話をよく聞くが、どう思うか?」と問われると、「ナンセンスだ! それどころか、俺の演奏の助けとなった」と答えた。「ハーモニーや理論をわかっていることがどれだけ曲作りや即興演奏で役立つか、俺は何千もの理由を上げることができる」「楽譜を読めたり、音楽理論を理解しているとソウルが奪われるというのは最大の嘘だ!」

「音楽理論を学ぶと、他のミュージシャンとコミュニケーションを取る助けとなり、一人で悪戦苦闘しながらプレイしているより頭の中で選択肢が広がる。俺は、自分がしてきたことで最高のものだったと思ってる。俺は高校の音楽の授業でさえ、ハーモニーや理論を学んだ。音楽は他の授業より学び甲斐があった。凄い助けになったよ。知識は力だ。学ぶのは悪いことではない。君の生徒たちは多分、課題をやりたくなかっただけだろ」

ただ、エドワード・ヴァン・ヘイレンやジェフ・ベックなど、この持論に該当しない人たちもいると認めた。

スティーヴ・ルカサーは、2021年2月に8年ぶりとなるソロ・アルバム『I Found The Sun Again』をリリースし、ジョセフ・ウィリアムズ(Vo)、ジョン・ピアース(B)、ロバート“スパット”シーライト(Ds)、スティーヴ・マッジョーラ(Key)、ドミニク “ザヴィエル” タプリン(Key)、ウォーレン・ハム(サックスほか)の新ラインナップでTOTOの新ツアーを計画している。

Ako Suzuki
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