ビリー・アイドル、トレードマークのブロンド・ヘアは友人の“うっかり”から

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ビリー・アイドルのトレードマークの1つ、ブロンド・ヘアは、彼が当初意図していたものではなく、友人のうっかりとバンド・メイトの反応がきっかけで誕生したという。

彼の本来の髪の色はダークで、「そこにブルーのハイライトを入れるつもりだった」と、ビリーは『Rolling Stone』誌のインタビューで話している。「彼女(カラーリングを頼んだ友人)は俺の髪をブリーチしたんだ。ブルーのハイライトを入れるには、最初にブリーチし、それから黒に染め直すんだ。そしたら、カバンに手を突っ込んだ彼女が、“あら、ハイライトがない。やろうと思ってたことができないわ。来週持ってくるから、それからにしよう”って言い出したんだ」

「鏡を見たら、悪くなかった。ちょっと笑っちゃうなって思った。ちょっとオレンジっぽかったけど、クールだったよ。特にパンクにはね。それで、そのまま(当時のバンド)チェルシーとのリハーサルへ行ったんだ。中に入るとすぐ、リード・シンガーのジーン・オクトーバーが、“髪の毛、そのままにしておくつもりじゃないだろ?”って言い出した。俺は全部説明したんだが、彼は何度も同じこと言ってたから、俺が彼より目立つのを心配してるんだなって思った。もちろん、俺は“ああ、染め直すよ”って答えたが、もちろん、そうはしなかった。以来、これはトレードマークみたいなものになった」

ビリーは1976年に短期間、チェルシーに在籍していた。彼は今週(11月30日)、65歳の誕生日を迎え、来年はジェネレーションXの結成45周年、ニューヨークに移りソロ活動を始動し40周年となる。

Ako Suzuki
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