スコーピオンズ、新作のプロデューサーにグレッグ・フィデルマンを選んだ理由

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スコーピオンズのクラウス・マイネ(Vo)が、制作中のニュー・アルバムの方向性を語るにあたり、プロデューサーにグレッグ・フィデルマンを選んだ理由を明かした。

◆スコーピオンズ画像

フィデルマンは、スレイヤーの『World Painted Blood』(2009年)、メタリカの『Hardwired...To Self Destruct』(2016年)、『S&M2』(2020年)、スリップノットの『.5: The Gray Chapter』(2014年)、『We Are Not Your Kind』(2019年)などをプロデュースしてきた。

マイネは、『Vintage Rock Pod』のインタビューでレコーディング・セッションの進行状況について問われると、こう話した。「このアルバムについて考え始めたとき、2019年の春のことだが、俺ら、アティチュードとパワーに溢れたアルバムを作りたいって言ってたんだ。それが、グレッグ・フィデルマンを選んだ理由の1つだ。彼はメタリカやスリップノットを手掛けてきた。俺ら、よりハードエッジなアルバムを作りたかったんだ。1、2曲バラードを入れるかもしれない。バラードはスコーピオンズのDNAの一部だから。でも、よりハードな曲、アップテンポな曲に焦点を当てている。いまのところ、いい流れで進んでる」

パンデミックの影響を受け、バンドはドイツ、フィデルマンはロサンゼルスと、いまだリモートで作業を続けているそうだ。「グレッグは、俺らの時間の夜、向こうの時間の朝、Zoomを通じ、俺らにジョインしている」「これから録音が始まることになり、プロデューサーが同じ部屋にいないのは、より困難となるだろう。でも、今回これをやるには妥協しなくてはならない点もある。素晴らしい曲がいっぱいあって、俺ら、完成させたくて仕方ないんだ」

新作は、早ければ2021年春にリリースできるかもしれないという。

Ako Suzuki
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