【インタビュー】ZOOM V3 × SO-SO、「ビートボックスを使って前人未到の面白いことを」
誰でも簡単に多彩なボーカルサウンドを創り出せるボーカル用プロセッサーがZOOM V3だ。ハーモニー生成、ピッチ補正など、パワフルな16種類のボイスエフェクトを内蔵し、スタジオでもステージでもライブ配信でも、指先ひとつで自由自在に声をメイクアップすることが可能。また、ボーカルのみならずゲーム実況やポッドキャスト、バーチャルYouTuberなど、シチュエーションやキャラクターに合った“声”を生み出すボイスチェンジャーとしても楽しめる。
◆ZOOM V3 × SO-SO 動画 / 画像
SO-SOは、1999年生まれの日本のヒューマンビートボクサー。ループステーションやボーカルエフェクターを使って自身の口から発せられる音を多重録音し、リアルタイムで音楽を構築していくパフォーマンスが武器である。その実力はポーランドで開催された世界大会「Grand Beatbox Battle」のループステーション部門でtop4入りを果たし、同年のアジア大会では見事チャンピオンに輝くなど折り紙付きだ。
若干19歳のビートボクサーSO-SOがZOOMとタッグを組む。果たして、2020年に新登場したZOOM V3は世界と戦う武器になるか。ZOOM × SO-SOのコラボ動画が公開されたことを記念して、V3の魅力を語ってもらった。
◆ ◆ ◆
■V3のエフェクトを用いた音作りで
■人の声の多様さを表現してみました
──まずはSO-SOさんとZOOMの出会いを教えてください。
SO-SO:僕が初めて買ったZOOM製品がH2nというレコーダーでした。僕の周りでもZOOMのレコーダーを使っている方が多く、実際に使ってみてとても気に入りました。
▲ZOOM V3
──ZOOM V3のデモンストレーターを務めた感想は?
SO-SO:アーティストとしての初めての企業案件で、まさかZOOMから声が掛かるとは思いませんでした。今回、僕が担当した製品がボーカルエフェクターということもあって、いろいろとやりやすかったです。
──ZOOM × SO-SOのコラボ動画撮影を終えた今、ZOOM V3の印象は変わりましたか?
SO-SO:ユーザーとしてではなく、エンジニアや企業からの観点でもV3と触れ合えたと思います。より機材愛が深まりました。
──コラボ動画で使用している楽曲はSO-SOさんのオリジナル楽曲ですが、どのような部分にこだわりましたか?
SO-SO:僕がいつも楽曲で大切にしていることは、親しみやすさとインパクトです。そして今回はV3のエフェクトを用いた音作りで、人の声の多様さを表現してみました。たくさん聴いていただけると嬉しいです。
──動画の中で、V3のエフェクト“CHILD”を使って、声で笛のような音を出しているのが印象的でした。ZOOM V3の機能で一番のお気に入りの機能は?
SO-SO:“CHILD”や“WHISTLE”で個性的な高音を作ることはとても楽しかったです。
──ビートボックスの大会でも優秀な成績を残されているSO-SOさんですが、ZOOMV3 / V6のサウンドは世界のビートボクサー達におすすめできそうですか?
SO-SO:大会のループステーション部門でのサブデバイスとして使用できることはもちろん、ライブパフォーマンスでも音の表現の幅を広げるのに役に立つと思います。またV3は視認性もよく、誰でも簡単に使えると思います。
──最後に、SO-SOさん自身の将来の展望をお聞かせください。
SO-SO:僕のビートボックスを使って前人未到の面白いことをたくさん成し遂げたいです。そして僕の音楽が少しでも多くの人に愛されることを願っています。
■ZOOM V3 ボーカル用プロセッサー
デスクトップとライブステージの両方で使えるほか、ボーカルのみならずゲーム実況やポッドキャスト、バーチャルYouTuberなど、シチュエーションやキャラクターに合った“声”を生み出すボイスチェンジャーとしても利用できます。
設定したキーに合わせて3度や5度のハモりを自動生成するハーモニーや、自然なピッチ補正からEDM系ケロケロボイスまで対応する遅延の少ないピッチコレクト、声のキャラクター(男声/女声など)を自在に変化できるフォルマントシフトを搭載。
※HARMONY、VOCODER、TALK BOX、PITCH CORRECT-KEY、OCTAVE、UNISON、WHISTLE、PITCH CORRECT-CHROMATIC、DISTORTION、TELEPHONE、BEAT BOX、CHORUS、CHILD、ROBOT、DEEP、FORMANT CHARACTER。
メーカー希望小売価格:オープン
■SO-SO プロフィール
オリジナル曲を多数リリースしており、2020年11月にはトラックメイカーのMasayoshi Iimoriとのコラボ曲 “I Scream” をリリース、ookayやZeds Deadなどにサポートされる。さらにTeddyLoid氏が審査員を務めたイギリスの「Hyper Japan Festival 2020」出場者オーディションでは、トラックメーカー部門で最優秀賞にノミネートされる。このほか、”パプリカ Foorin楽団バージョン”のアレンジなどで知られるサキタハヂメ氏が音楽を担当するミュージカルへの出演や、音楽プロデューサー蔦谷好位置氏等が審査員を務めた「確認フェスティバル2019」にゲスト出演するなど、ジャンルを問わず幅広く音楽活動を展開中。
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