ジェイソン・ベッカー、エドワード・ヴァン・ヘイレン訪問時のホーム・ビデオを公開
筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘いながら活動を続けるギタリストのジェイソン・ベッカーが、90年代半ば、エドワード・ヴァン・ヘイレンが彼を見舞いに家を訪れたとき撮影したビデオを公開した。
◆公開された動画
映像は、「1996年8月31日、エディ・ヴァン・ヘイレンがジェイソン・ベッカーとベッカー・ファミリーを訪ね、カリフォルニアにある彼らの家で1日を過ごした」ときに撮られたという。「エディは友人と会い、一緒に時間を過ごし、彼にウルフギャング・ギターを進呈した上、ALSへの関心を高めるためプロモ・ビデオを撮影した」
ベッカーは「自分が悪戦苦闘しているところを見るのは本当に辛い。これは、気管と胃にチューブを差し込む直前で、僕は呼吸、会話、食事ができなかった。僕はとても弱っていた。今の僕ははるかにいい状態だ。エディ・ヴァン・ヘイレンから受け取った素晴らしい愛をみんなに見せたかった。彼はギターの達人というだけではなかった。彼の心とソウルを目にできる」とコメントしている。
映像の最後には、「思いやり、謙虚、愛の素晴らしい見本。いま、そして常にこの世界が必要としているものだ。僕は友人のことを決して忘れない」と綴っている。
ベッカーは20代のとき、スティーヴ・ヴァイに代わりデイヴィッド・リー・ロスのバンドに参加した直後の90年代はじめ、ALSと診断された。
Ako Suzuki
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