尾崎世界観の中篇小説『母影』、第164回芥川賞の候補作に選出
クリープハイプの尾崎世界観(Vo,G)の中篇小説『母影』が、第164回芥川賞の候補作に選出された。
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尾崎世界観は2016年6月に初小説『祐介』を発表。自身の本名をタイトルに冠して、売れないバンドマンを主人公にした作品は大きな話題となった。以降、尾崎は音楽活動と並行しながらエッセイや対談、小説などの執筆活動を行っている。
そんな彼が初めて文芸誌『新潮』(2020年12月号)に発表した中篇小説『母影』は、小学校低学年の少女の視点から見た世界を描いた作品で、掲載直後からその文学性がSNSや文芸時評などで評価された。芥川賞を含め、尾崎が文学賞にノミネートされるのは今回が初。選考会は2021年1月20日(水)に東京都内で行われる。また、1月29日(金)には本作を収録した単行本『母影』が発売される。
▲『新潮』(2020年12月号)
■書籍情報
2021年1月29日(金)発売
著者名:尾崎世界観
造本:四六判ハードカバー
予価:1,300円(税別)
UR:https://www.shinchosha.co.jp/book/352142/
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