ドン・ドッケン、リンチとピルソンのカヴァー・アルバム発売に「相当ヒマだったに違いない」

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元バンド・メイトのジョージ・リンチとジェフ・ピルソンがカヴァー・アルバム『Heavy Hitters』をリリースしたことに対し、ドン・ドッケンが水を差す発言をした。

リンチとピルソンはこのアルバムで、デュラン・デュランやマドンナ、プリンス、オアシス、キャロル・キングらの曲をヘヴィにカヴァーした。

今週、『The Classic Metal Show』にゲスト出演したドッケンは、収録曲の一覧を知ると、こう話した。「でも、これらの曲はヘヴィ・ヒッターじゃない。悪く言うつもりはない。いい曲だ。でも、ヴァニラ・チューンだろ。彼らはそれをロックにしたり、シュレッディング・ギター・ソロでも加えたのか?」

「彼らは本当に退屈していたに違いない。でもまあ、誰にもモットーはあるし、経済的状況ってのもあるだろう。もしレコード会社が陳腐なものをリリースするのに金を出すなら、陳腐なものをリリースする人はいる。でも俺は、ソングライターとしての自分の基準はそれより少しは高いはずだと願ってる。もし俺がリメイクするなら、スーパー・クールなものをやる。ザ・ローリング・ストーンズの“Paint It, Black”とかザ・ビートルズの“Revolution”とかさ、素晴らしいものをやるよ。俺はキャロル・キングは選ばない」

リンチとピルソンとはよく連絡を取り合っているわけではないので、彼らの考えていることはわからないという。

リンチとピルソンが共作したカヴァー・アルバム『Heavy Hitters』は12月18日にリリースされ、今月初め、デュラン・デュランの「Ordinary World」の音源が公開されていた。

Ako Suzuki
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