カーク・ハメット、メタリカとの出会いを回想「ラーズもジェイムズも覚えてなかった」

ツイート
Photo by Anton Corbijn

メタリカのギタリスト、カーク・ハメットが、メタリカとの出会いを振り返った。ハメットはバンドの名を初めて聞いたときから最初に観たギグ、メンバーと言葉を交わしたときまで鮮明に記憶しているが、ラーズ・ウルリッヒ(Ds)とジェイムズ・ヘットフィールド (Vo)は全く覚えていないそうだ。

ハメットはGibson TVの『Icons』シリーズでこう話した。「ある日、(彼が在籍していた)エクソダスのリハーサルで、ヴォーカリストのポール・バーロフが入ってきて、“メタリカ。凄いヘヴィだ。彼ら、凄くヘヴィなんだよ”って言いだしたんだ。俺は、“メタリカ、なんて素晴らしい名前なんだ。世界一じゃないか。これまで聞いたメタル・バンドの名前で最高だ”って思ったのを覚えてる。バーロフに、今晩彼らがプレイするから観に行こうって言われ、そうしたんだ。(観客は)15人くらいしかいなかったよ。俺はステージ前を陣取り、“ワオ、彼ら、すげえ”って思った」

「それから数ヶ月後、エクソダスはOld Waldorf(クラブ)で開かれていた“Metal Monday”ってイベントに出演することになった。ヘッドライナーのLaaz Rockitってバンドと友達だったから。途中でメタリカも出ることになってた。“おお、いいじゃん”って思ったよ。俺らがプレイしたとき、100人くらいオーディエンスがいた。それが、メタリカになった途端、会場が満杯になったんだ。突然、どこからともなく客が現れた。メタリカは45分くらいプレイしたな。で、彼らがステージを降りたら、急に会場が空になった。Laaz Rockitのときは30人くらいしか残ってなかったよ」

「その次は『Metal Mania』誌のイベントだ。またメタリカとプレイすることになったんだ。それまでよりいい状況だった。俺らとメタリカだけだったから。それで、Mabuhay Gardensの楽屋で初めて彼らに会ったんだ。楽屋っていうより廊下って感じのとこだったけど。それが彼らとの関係の始まりだった。面白いことに、それから数年後、“あなた達が初めて話したのはいつ?”って質問が出ると、俺は“Mabで初めて会った”って答えてたんだけど、ラーズは“ホント? 覚えてない”、ジェイムズは“はあ? マジか?”って。彼ら、覚えてさえいないんだ」

ハメットは1979~1983年、エクソダスに在籍。デイヴ・ムステインが解雇され、メタリカに加入した。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報