いい音爆音アワー vol.118 ｢ランキング2020 “ユーミン編” 結果発表」

・作った時は19歳。
・不二家「ソフトエクレア」のCM用に創った。
・シングルとアルバムではアレンジが違う。アルバムは編曲：松任谷正隆
・アルバム・バージョンは映画「魔女の宅急便」（1989年）のエンディングテーマに使われた。
・アルバム・ジャケットの写真はイタリアンレストラン「キャンティ」のオーナー川添浩史・梶子の自宅で撮影された。梶子は当アルバムの録音直前である1974年5月に他界した。

・角川映画・大林宣彦監督・薬丸ひろ子主演の「ねらわれた学園」(1981)の主題歌として創った。
・TBS系の第1回日本作曲大賞で大賞を受賞。
・アルバム・ジャケットのデザインはイギリスのヒプノシスが手がけ、ユーミンに後ろ姿が似たモデルを起用。アイスランド・ロケ。なお、デザイン提案された絵コンテのうち最後まで迷ったもう一つのジャケット案は、同時期に発表されたピンク・フロイドの『時空の舞踏』に使われた。
・本アルバムから28th『Cowgirl Dreamin'』(1997)まで17年間、17枚連続で、オリジナル・アルバムが1位を獲得するという快挙を成し遂げた。

・ハイ・ファイ・セットのデビュー曲（1975年2月25日発売）として提供した。
・bass: 細野晴臣／drums: 林立夫／guitar: 鈴木茂

・同名のNHK連続テレビ小説主題歌。
・前前シングル「真夏の夜の夢」、前シングル「Hello, my friend」とともに、オリコン1位＆ミリオンセラー。
・のちに音楽の教科書や、詩として光村図書出版刊の中学2年生国語教科書（2005年度 - 2011年度）に掲載された。
・アルバム・ジャケットのイラストは横尾忠則。
・アルバムは売上200万枚を突破し、今のところユーミンのオリジナルアルバムの中では最大売上（全作品の中では『Neue Musik YUMI MATSUTOYA COMPLETE BEST VOL.1』が380万枚で最大）。

・2nd シングル「きっと言える」のB面曲。
・元々は雪村いづみのために創った曲で、レコーディングもされたが、諸般の事情で発売されなかった。この未発表音源は1990年発売のいづみのアルバム『COME ON BACK』で初めて陽の目を見た。

・埠頭とは晴海埠頭のこと。
・アルバム・ジャケットのイラストは矢吹申彦。

・drums: Mike Baird / bass: Leland Sklar
・独身時代最後のオリジナル・アルバム。自伝「ルージュの伝言」の中で「このアルバムで歌手を引退するつもりだった」と語っている。
・本アルバムから松任谷正隆がプロデュースを担当するようになる。

・1988年の三菱自動車「新型ミラージュ」CMソング。1989年のTBS系ドラマ23「東京ホテル物語」主題歌。

・1998年のベストアルバム投票キャンペーンで、第1位となった曲。その際抽選で「DESTINY賞」として、曲の中で歌われている「安いサンダル」がプレゼントされた。
・1988年から年1、2本制作されたフジテレビ系ドラマ「季節はずれの海岸物語」の挿入歌として使われて以来、改めて人気が出た。

・松任谷正隆がプロデュースしていた麗美への提供曲として創られ、麗美のアルバム『REIMY』(1984年1月21日発売)として発表されたものをセルフカヴァーした。
・2019年12月31日の「第70回NHK紅白歌合戦」にユーミンが出演し、発表から35年を経て初めてテレビで歌唱した。
・アルバム・ジャケットでフィーチュアされている「ユーミンマーク」はヒプノシス考案。
・アルバムは1985年の第27回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。
・このアルバム以降、『スユアの波』(1997)まで、マット・フォージャー(Matt Forger)をメイン・エンジニアとして起用している。

・1984年、富士フイルム「ビデオテープ　スーパーHG HiFi」CMで使用された。

・TBS系ドラマ「家庭の秘密」の主題歌として使われた。
・drums: 林立夫／bass, gut-guitar: 細野晴臣／guitar: 鈴木茂／keyboard: 松任谷正隆／percussion: 斉藤ノブオ／backing vocal: 山本潤子

・1987年、映画「私をスキーに連れてって」の挿入歌として使われた。
・小田嶋隆はこの曲の大ヒットによって「クリスマスが、サンタクロースと子供たちのイベントから恋人たちの恋愛イベントに変わった」と推測。

・1989年、宮崎駿監督のアニメ映画「魔女の宅急便」に使われた。
・1991年、TBS系で同名のシリーズドラマが制作された。

・原田知世に提供した、原田主演のミュージカル「あしながおじさん」の主題歌(1983年7月)のセルフカヴァー。
・アルバム・ジャケットのデザインはストーム・ソーガソン(ヒプノシス)。泳いでいる女性はユーミン本人。
・このアルバムから年末リリースが恒例化した。
・1984年の第26回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。

・フジテレビ系月9ドラマ「君といた夏」の主題歌として使われた。

・荒井由実時代のラスト・シングル。B面は「ベルベット・イースター」。
・目白の「東京カテドラル教会」にあったパイプオルガンが使われた。

・原田知世に提供した、原田主演の同名映画(1983)の主題歌のセルフカヴァー。
・1997年の中本奈奈主演での再映画化の際は、歌詞をほぼそのままで別のメロディをつけた「時のカンツォーネ」として「夢の中で」とともに主題歌に（29th アルバム『スユアの波』収録）。

・木下恵介監督映画「スリランカの愛と別れ」の高峰秀子の台詞「インドでは満月よりも14日の月が好まれる…満月は欠けていくが、14日の月はまだ明日がある…」に由来する。ただし、ユーミンは映画雑誌を立読みしてその台詞を知っただけで、映画を観ていないどころか、タイトルすら正しくは知らなかったらしい。
・drums: Mike Baird / bass: Leland Sklar

・シュガー・ベイブがコーラスとして参加。ユーミンではこの曲が初めて。

・長崎県立奈留[なる]高等学校（五島列島）の生徒がニッポン放送の「毛利久のオールナイトニッポン」の「あなただけのイメージソングを作ります」のコーナーに「校歌を作って欲しい」と投書したことから、創られた曲。校歌ではなく愛唱歌に制定されたが、卒業式はもとより島全体で歌い継がれるようになった。1988年、歌碑が作られ、除幕式にユーミンも参加した。
・2005年4月～、NHK総合「NHKアーカイブス」のオープニングテーマ曲に使われる。

・1978年の“シモンズ”への提供曲（毎日放送系ドラマ「幸福の断章」主題歌）のセルフカヴァー。
・2005〜2009年、NHK総合「探検ロマン世界遺産」エンディングテーマに使用された。
・アルバム・ジャケットの写真が撮影されたホテルは、イギリスの超高級ホテル「Brown’s Hotel」

・昔も今も「私の一番好きな曲です」と前置きしてユーミンは歌い出す。

・「ステイション」はJR青梅線の西立川駅とのこと。西立川にはこの歌の記念碑が建てられ、2006年には駅の発車メロディにも採用された。

・TBS系ドラマ「誰にも言えない」の主題歌として使われた。
・「あの日にかえりたい」以来約17年ぶり、自身2作目のオリコン・シングルチャート1位シングル。
・アルバム音源は別mix。

・副題の「無限にCALLING YOU」はシングルの時だけ。アルバム音源は別mix。
・「KDD」企業イメージソングとして使用された。
・アルバムは第4回日本ゴールドディスク大賞・大賞を受賞。
・LPとしてのリリースはこのアルバムが最後となった。

・曲中の “ Myelogenous Leukemia ” （ミエロジェーナス・ロイケーミア）とは、骨髄性白血病のこと。

・1992年、この曲を主題歌とするフジテレビ系ドラマ「悲しいほどお天気」が制作された。

・アルバムは1983年の第25回日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞。

・アルバム・ジャケットはシンガポールの「Raffles Hotel」で撮影。
・アルバムと言ってもEP、4曲入り。当初は12インチ・45回転アナログで発売された。
・アルバムは1981年の第23回日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞。

・1976年に三木聖子のデビュー・シングルとして提供。
・1981年、石川ひとみが11枚目のシングルとしてカヴァー。
・このシングルは荒井由実名義でリリースした。
・bass: Neil Stubenhaus

・1984年、“麗美”への提供曲のセルフカヴァー。
・アルバムは1986年の第28回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。

・ユーミン自身がこの曲は「自分の夏の歌の中で最も気に入っている」と語っている。
・アルバムは1982年の第24回日本レコード大賞ベストアルバム賞を受賞。