バイセップ、ボリウッド映画からのサンプリングが象徴的な新曲「Sundial 」公開

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北アイルランドのベルファスト出身でロンドンを拠点に活動するマット・マクブライアーとアンディ・ファーガソンから成るユニット、バイセップが最新作『Isles』の発売が来週に迫る中、新曲「Sundial」を本日公開した。

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■バイセップ コメント

この曲はおそらくアルバムの中で最もシンプルなトラックの一つで、Jupiter 6(Roland社のシンセサイザー)のサウンド不良を録音したことから生まれたんだ。トリガーが適切に機能しておらず、ランダムに音符を飛ばしてしまっていたんだ。アンディがライブで演奏していた時の録音からとってきたもので、何が問題なのかを突き止めようとしていた時のものだ。僕らはそれが生み出したサウンドを気に入ったんだよ。

また、今回の楽曲には1973年のボリウッド映画「Raja Rani」で使用された楽曲「Jab Andhera Hota Hai」のサンプリングが収録されているという。



■バイセップ コメント

サンプリングについて話すと、インドの音楽はブログを書いていた頃から魅了されていたんだ。その頃にCharanjit Singhの「Ten Ragas to a disco beat」がアシッドハウスの発祥である可能性を発見したんだ。イーストロンドンに住んでいると、インドの影響や音楽はどこにでもあって、ここ数年で僕らはボリウッド映画のスコア、特に女性のソプラノの大ファンになった。取り憑かれたようなメランコリックな叙事詩は、僕らの心の琴線に触れるものがある。僕らが育ったアイルランドの民族音楽、クラナドにも似ていると感じているよ。

また、彼らは2回目となるオンライン・ライブ配信<Bicep Global Livestream>を日本時間の2月26日19:30より公開する予定となっている(チケット: https://bit.ly/35C5WIn)。配信では過去作に収録されている曲のリメイク版や、最新作『Isles』に収録された楽曲のエクステンデッド・バージョンなどが披露される予定。前回同様、スクエアプッシャーのアートワークやビデオを手がけるBlack Box Echoによるビジュアルを楽しむこともできる。

待望の最新作『Isles』は2021年1月22日に国内盤CD、輸入盤CD/LP、カセットテープ、デジタルでリリース。国内盤CDには解説が封入、ボーナストラックが収録される。また、輸入盤LPは通常のブラックに加えて、限定のピクチャー盤、さらには国内盤CDと同内容のボーナストラックが収録された3枚組のデラックス盤が発売される。


『Isles』

2021年1月22日(金)リリース
Ninja Tune / Beat Records
国内盤CD、輸入盤CD、輸入盤LP(ブラック)、限定盤LP(ピクチャー盤)、カセットテープ商品ページ: http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11475
3枚組デラックス盤商品ページ: http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11477

■tracklist:
1. Atlas
2. Cazenove
3. Apricots
4. Saku (feat. Clara La San)
5. Lido
6. X (feat. Clara La San)
7. Rever (feat. Julia Kent)
8. Sundial
9. Fir
10. Hawk (feat. machìna)
11. Light (Bonus Track)
12. Siena (Bonus Track)
13. Meli (I) [Bonus Track]

◆バイセップ オフィシャルサイト
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