アニマル・コレクティブ、初の映画音楽作品となる2月16日公開『Crestone』リリース

ツイート

1990年代半ば、ボルチモアの友人同士で自然発生的に結成、現在はエイヴィ・テア、ディーキン、パンダ・ベア、ジオロジストの4人で活動をするアニマル・コレクティブ。

◆アニマル・コレクティブ 関連動画&画像


今までにリリースしてきた作品は全てその年を代表する作品として賞賛を受け、メインストリーム、アンダーグラウンドを行き来し、常に新たな音楽を探求し続けることで21世紀を代表するバンドとして君臨し続けている。そんな彼らが、マーニー・エレン・ハーツラーが脚本・製作・監督を務め、2021年2月16日にユートピア・メディアによって公開される長編映画『Crestone』のスコアを担当し、そのサウンドトラックが2月19日にデジタル・リリースされることが明らかとなった。

映画はコロラド州クレストンの砂漠を舞台に、8日間にわたって孤独な環境でマリファナを育てながら音楽を作るサウンドクラウドラッパーたちを追った内容で、彼らの旧友が映画を作るためにやってくると、現実と虚構が曖昧になり始める、というストーリーとなっている。

アニマル・コレクティブはこれまでに、コーラル・モフォロジックとのコラボレーションによるオーディオビジュアルアルバム『Tangerine Reef』(2018年)、アーティストのダニー・ペレスとのコラボレーションによるグッゲンハイム美術館でのインスタレーションの音楽として『Transverse Temporal Gyrus』(2012年)、同じくダニー・ペレスとのコラボレーションによるビジュアル・アルバム『ODDSAC』(2010年)をリリースしているが、『Crestone』 (Original Score)はバンドにとって初の映画音楽作品となる。

■コメント

2000年代初頭にソノラン砂漠に住んでいたことは、ものすごく自分に影響してるよ。特に、ニューヨークに何年も住んでいた後の僕にはね。それ以来、その経験を反映したサウンドのアイデアは漠然と持っていたけど、それを実現するためのプロジェクトがなかったんだ。だけど、『Crestone』の中の音、物語、構造によってついにそれを実現できたんだ。マーニー、彼女のクルー、Dead God、そしていつものように、このプロジェクトに取り組むインスピレーションと機会を与えてくれた兄のジョシュに感謝している。- Brian “Geologist” Weitz

マーニーとは2015年にニューオーリンズに短い間住んでいた時に知り合って、すぐに友達になった。彼女が『Crestone』のスコアの話を持ちかけてきたときはすごく嬉しかったよ。この1年ほど前からデュオとしていくつかの作品を共同制作していたから、ブライアンにこのプロジェクトでチームを組むようにお願いするのは本当に自然な流れだった。何年も前から映画のスコアをやってみたかったし、そのプロセスを探るには理想的な初めてのプロジェクトだったね。僕にとって、このプロジェクトのためのアイデアを出す最初の段階は、あるシーンを引っ張り出してきて、ピアノの前に座って、僕が解釈したイメージに合わせて即興で演奏することだった。この最初のプロセスの大半は録音されて、最終的な構成に使用されているよ。イメージ、キャラクター、編集、実際の音を楽譜のように使って演奏するこのプロセスは、本当に自由で新しいインスピレーションを与えてくれた。- Josh “Deakin” Dibb


『CRESTONE (ORIGINAL SCORE)』

2021年2月19日(金)リリース
Domino

■tracklisting:
01. Dome Yard
02. Eye in the Sky
03. Boxing & Breathing
04. Scavengers
05. Wake Up Ryan
06. Benz’s Dream
07. Sloppy’s Dream
08. Sand That Moves
09. Over the Sangre de Christo
10. EBS
11. Sad Boy Sleeping
12. Ramshack
13. Smoke & Broken Mirror
14. Zapata Falls
15. Oh California
16. Cotton Candy Sky (Dead God Theme)

◆BEATINK オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス