【レポート】田川寿美、東京・豪徳寺で新曲「楓」ヒット御礼詣で

ポスト

▲ヒット御礼の招き猫を奉納する田川寿美

2021年4月でデビュー30年目を迎える田川寿美が1月22日、東京・世田谷区の豪徳寺で新曲「楓」のヒット御礼詣でを行った。

◆関連写真

2020年9月23日に35枚目のシングル「楓」を発売した田川。前作「恋はひといろ」から1年8カ月ぶりとなった今作は、恋の未練を断ち切ろうとする女心を“楓”というキーワードに乗せて表現した失恋ソングで、田川ならではの歌唱力が発揮されたドラマチックな王道演歌として人気を博している。

「楓」は当初2020年6月に発売予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れてリリースされると、発売と同時にコロナ禍にもかかわらず好セールスを上げ、オリコン週間シングル演歌ランキングでは1位(10月5日付)、通信カラオケDAMの11月度月間演歌ランキングでも1位(調査期間:2020年11月)を獲得した。

田川は「楓」の発売から3日後の2020年9月26日に豪徳寺の招福殿で新曲ヒット祈願を行っており、「招き猫発祥の地」と呼ばれている同寺のご利益もあってかシングルが大きなヒットとなったため、その御礼として今回2021年1月22日に再び豪徳寺を訪ねた。

この日、田川は「去年の9月にヒット祈願をさせていただきましたが、今日はこうしてヒット御礼で再び豪徳寺さんに訪れることができるなんて、こんな幸せなことはありません。豪徳寺さんの招き猫ちゃんのお陰です」と笑顔を見せながら、「昨年は不思議なことがありまして……前回のヒット祈願を終えて自宅に帰り、祈祷していただいた招き猫を玄関に置いたところ、その夜、家族みんなが猫の夢を見たんです。私は白い猫が家に入ってくる夢を見て、兄は子猫がたくさん自分の布団の中に入ってくる夢を、そして、母は白い猫が外から家に入ってくる夢を見たそうです。さらに夢を見た翌日から野良猫が2匹、毎日わが家に来るようになって毎日エサをあげていますが、いまではその猫が来るのを家族全員で心待ちにしています」と語った。


▲ヒット御礼の祈祷を行う田川寿美

そんな不思議な出来事に遭遇したのと同時に「コロナ禍で新曲“楓”の活動が何もできていないにもかかわらずヒットにつながったというのは、ミラクルです。もちろん応援してくださっている方々もいろんな神社やお寺に行ってヒット祈願してくださったりして、そういう思いが大きな力となって後押ししてくださっています」と、二重の喜びを味わっている。

その後、浅草のCDショップ・音のヨーロー堂で初となる生配信ミニライブキャンペーンを開催した田川は、「今日は初の生配信キャンペーンでドキドキしています」とあいさつし、新曲をはじめ、「心化粧」「哀愁港」など全5曲を披露。盛んに鳴り響く購入の電話のベルとパソコン画面に出てくるファンからのメッセージに感激しながら、「新鮮な気持ちで歌わせていただいて楽しかったです。30周年に向けて、聴いてくださる方の心に癒やしとか、心にぽっと灯がともる、そんな歌を歌っていけたらいいですね」と話していた。


▲新曲「楓」を熱唱する田川寿美


▲パソコン画面を見る田川寿美

■「楓」

2020年9月23日(水)発売
CD:COCA-17811/MT:COSA-2438
¥1,350(tax in)
1.楓 作詩:さいとう大三/作曲:幸 耕平/編曲:南郷達也
2.後ろ雨 作詩:さいとう大三/作曲:幸 耕平/編曲:石倉重信

◆田川寿美 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報