低価格でハイパフォーマンス、GUILD STARFIRE I

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GUILDのSTARFIRE Iが日本に上陸したのは2020年5月、その3ヶ月後の8月には新たなカラーラインナップも登場し、さらに選択肢の広がった状況となった。その高いクオリティと性能に高い評価を得ているモデルだが、生産本数が少なかったこともあり異例のスピードで完売してしまったため、その魅力を手にとって確認できない人も多いことだろう。

STARFIRE Iは、STARFIREシリーズの代名詞でもあるダブルカッタウェイとシングルカッタウェイの象徴的なボディシェイプを現代に蘇らせた、多彩な機能と使いやすさを実現したセミホロウボディ構造のギターだ。もともとアコギブランドとして広く認知されているGUILDだが、そもそも1953年4月にGUILDがはじめて世に送り出したギターはディープホロウタイプのフルアコだった。大のジャズ愛好家であったGUILD創始者アルフレッド・ドロンジの嗜好がそのまま反映されたかたちだ。

その後1960年代には、現在でも人気モデルとなったSTARFIREシリーズやThunderbird、S-100 Polaraが続々登場、バディ・ガイがSTARFIRE IVを使用し、マディー・ウォーターズがThunderbirdを愛用するなどエレキギターでも人気を博し、1993年にはスラッシュの為に制作されたレッドカラーのダブルネックも話題となった。

ハウリングを抑えクリアなサステインを実現したSTARFIRE Iは、セミホロウボディらしさのあるエアリーながらもクリスピーなトーンを実現させており、DC CHRではアーチトマホガニーのトップ/バック/サイド、その他カラーとSCでは頑丈なアーチトメイプル・トップ、/バック/サイドというスペックを持つ。628mmスケールとモダンで薄めなUネックで、18フレットジョイントによってハイポジションでの演奏性も快適だ。

ペグはプレミアム・ギルド・ヴィンテージ18チューナー、Tune-o-マチック・ブリッジとのセッティングでチューニングも高い安定性を確保、Guild独自のHB-2 Alnico IIハムバッカーがリッチでビンテージなトーンを提供し、付属のプッシュプル・コイル・スプリッティング機能によりシングルコイルトーンも個性的なサウンドメイクを手助けしてくれる。なお、DCのBLU/EGRE、SCのSFC/SNWは、音色の多様性を高めるローラー・テンション・バーが付いたギルドのビブラート・テイルピース仕様となっている。

「GUILDの開発チームは、ギルドの代名詞とも言えるクラシックな美学とクオリティを、競争力のある価格設定のStarfire Iに反映させるために、たゆまぬ努力を重ねてきました。さあ盛り上がる準備はできていますか?」──GUILD


STARFIRE I SC
・ATB(Antique Burst/アンティークバースト) 定価(税抜き) 95,000円
・VWAL(Vintage Walnut/ヴィンテージウォルナット) 定価(税抜き) 95,000円
・SCW(Snowcrest White/スノークレストホワイト) 定価(税抜き) 105,000円
・SFG(Seafoam Green/シーフォームグリーン) 定価(税抜き)105,000円


STARFIRE I DC
・CHR(Cherry Red/チェリーレッド) 定価(税抜き) 95,000円
・VWAL(Vintage Walnut/ヴィンテージウォルナット) 定価(税抜き) 95,000円
・BLU(Pelham Blue/ペルハムブルー) 定価(税抜き) 105,000円
・EGRE(Emerald Green/エメラルドグリーン) 定価(税抜き)105,000円

◆STARFIRE I SCオフィシャルサイト
◆STARFIRE I DCオフィシャルサイト
◆GUILD GUITAR日本公式サイト
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