Nektar、演奏性を重視した61鍵/49鍵セミウェイテッド鍵盤搭載のUSB MIDI コントローラー「Impact GXP61」「Impact GXP49」

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Nektar TechnologyからDAWとのインテグレーションと演奏性を重視したフルサイズ61鍵キーボードMIDIコントローラー「Impact GXP61」、49鍵モデル「Impact GXP49」が登場。1月30日に発売される。

DAWとのインテグレーションを重視したMIDIコントローラーを多数ラインナップするNektar Technologyから、演奏性を重視しキーボードプレイヤーを満足させるスペックで登場した“GXP”シリーズ。第一弾として昨年12月に88鍵モデル「Impact GXP88」がリリースされたが、機能はそのままにコンパクトにした61鍵モデルと49鍵モデルが発売されることになった。


▲Impact GXP61はサイズ96.5×23.0×7.2cm(L×D×H)、重量5kg。

▲Impact GXP49はサイズ80.5×23.0×7.2cm(L×D×H)、重量4kg。

Impact GXP88同様にGXP用に新規開発されたセミウェイテッドキーボードを搭載。バランスのとれたキーボードアクションを実現し、ベロシティ対応に加えアフタータッチもサポート。プレイスタイルに合わせて5種類のベロシティカーブから選択でき、さらに3種類の固定ベロシティも選択できる。リズミックなモチーフをライブにクリエイトできるリピート機能や、フットスイッチやエクスプレッションペダル用の端子も搭載。もちろん、Nektar独自のDAWインテグレーション機能と、バーチャルインストゥルメントを自在にコントロールするNektarineツールも付属する。

購入後すぐに音楽制作に活用できるようDAWソフト「Cubase LE」とバーチャルシンセ「Retrologue」のライセンスが付属。また国内正規輸入品限定でデジタルシンセサウンド満載のソフトウェアインストゥルメント「UVI Digital Synsations」フルバージョンも付属する。


▲DAWの再生・停止などを操作するトランスポートや、大きめのホイール、MIDIプログラムとバンクを直接選択できる14個の割当可能なRGBボタンなどを用意。トランスポートセクションにはプログラムメッセージやMMC、28個のMIDIボタン、ホイールやノブにCCメッセージを割り当てることも可能だ。

DAWインテグレーション機能では、ソフトウェアをインストールすることで本体右上の8つのボタンとポテンショメーターノブで主要DAWのメイン機能をコントロール可能。。トランスポートやトラック選択、ボリュームの操作やDAWウィンドウのオープン/クローズなどをコントローラーから直接操作できる。

また、プラグインホストであり、ライブラリアンであるNektarineソフトウェアをインストールすることで、普段使っているプラグインをより活用することが可能。たとえば複数のバーチャルインストゥルメントを組み合わせてゾーン、レイヤーを組んだパッチをつくり、それを瞬時に呼び出すことが可能。ライブラリアンの機能も持っているので、多くのプラグインを所有している場合でも効率よく管理できる。


▲リアパネルにはエクスプレッション・ペダル、フットスイッチ、MIDIアウト、USB、ACアダプターの端子を用意。 ※写真右下はコネクタ部を拡大したもの

ライブパフォーマンスやスタジオワークでの表現力を高めるオプションも用意。大きめのピッチベンド&モジュレーションホイールに加え、最大で3つのペダル(エクスプレッションペダル×1、フットスイッチ×2が接続できる端子が装備される(後者はYケーブルアダプターで、2つの独立したペダルを使用可能)。また、MIDIアウト端子と外部ACアダプター(別売)端子を装備しているので、PCを使わずステージ上でハードウェア音源をコントロールすることも可能だ。

製品情報

◆Impact GXP61
価格:32,000円(税別)
◆Impact GXP49
価格:26,000円(税別)
発売日:2021年1月30日
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