ラエル・ニール、オムニコードで制作されたニュー・アルバム『アクウェインテッド・ウィズ・ナイト』リリース

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ラエル・ニールが、フル・アルバム『アクウェインテッド・ウィズ・ナイト』をSub Popから2021年2月にリリース、3月10日(水)には国内盤CDも発売される。

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ラエル・ニールはヴァージニア州の田舎の農場で育ったが、ここ10年ちかくはロサンジェルスがホームであった。その間、ソングライティングを磨き、町中のヴェニューでプレイしたが、より良いレコーディングの方法は見つけられずにいた。「ドラム、ベース、ギター、ヴァイオリン、オルガンと楽器を重ねるにつれ、曲の活力が失われる」と彼女は感じていたのだ。

2019年の初め、ラエルはオムニコードを手に入れ、これが解決策となった。オムニコードは、1981年に日本の鈴木楽器製作所が発表した電子楽器で、細長い金属板ストラムプレートと、メジャー、マイナー、ディミニッシュのボタンが特徴。基本的な演奏方法は、コード(和音)のボタンを押さえながら、弦楽器を爪弾くように、指かピックで板を撫でるように触る、というもの。

ラエルは大量の曲のレコーディングを開始し、彼女を長年サポートしていた、Entrance名義でTee Pee Records、Thrill Jockeyなどの名門から作品を発表、本名でもMatthewdavid主宰Leaving Recordなどからのリリースで知られるガイ・ブレイクスリーがプロデューサーとなり、ラエルのベッドルームにカセット・レコーダーを設置。4トラックでファースト・テイクのみを使用する形で曲を完成させていった。こうして最初にレコーディングされた曲がシングル「For No One For Now」であった。


『 アクウェインテッド・ウィズ・ナイト』

2021年3月10日(水)リリース
OTCD-6835 ¥2,400+税
ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. Blue Vein
2. Every Star Shivers in the Dark
3. Acquainted with Night
4. White Wings
5. How Far Is It to the Grave
6. For No One For Now
7. Sliding Doors & Warm Summer Roses
8. Third Floor Window
9. Let Me Live by the Side of the Road

◆ラエル・ニール オフィシャルサイト(Bandcamp)
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