ウルフルズ、松居大悟監督×成田凌主演『くれなずめ』に主題歌書き下ろし

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ウルフルズが、成田凌主演映画『くれなずめ』の主題歌として「ゾウはネズミ色」を書き下ろしたことが発表された。

◆予告映像

本作は、ドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズや映画『アズミ・ハルコは行方不明』『アイスと雨音』などで知られる松居大悟監督の実体験をもとにした完全オリジナル舞台劇の映画版。友人の結婚式で余興を披露するために久々に集まった高校時代の旧友たちが過ごす、結婚式の「披露宴から二次会までの狭間」を描いた物語だ。

タイトルの『くれなずめ』は、「暮れなずむ」を変化させ、命令形にした松居監督自身による造語で、日が暮れそうでなかなか暮れないでいる状態、転じて、前へ進もうとしても障害があ ってうまく進めないでいる状態を形容しているという。

ウルフルズの主題歌担当は、松居監督のリクエストにより実現したもの。劇中で6人が赤フン姿でダンスを披露する曲「それが答えだ!」のアンサーソングを意識してトータス松本が制作した。

ポスタービジュアルと予告映像も公開され、予告映像では主題歌の一部を聴くことができる。

映画『くれなずめ』は4月29日よりテアトル新宿他にて全国ロードショー。


主題歌についてのコメント

■トータス松本(ウルフルズ)
劇中の「それが答えだ!」は、パパイヤ鈴木さんが振り付けを担当してくれた曲。PV用に皆で歌番組の現場とかでも空き時間に通路でずっと踊りの練習していた当時の思い出が蘇ってきました。映画の登場人物が嬉々としている姿が、若い頃の自分達をみているようで、嬉しくもあり、自分のことのように恥ずかしく思いました(笑)。主題歌「ゾウはネズミ色」はそんな「それが答えだ!」のアンサーソングを意識して作りました。
あれから約20年経って、「答えとは何か」と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上で色んなことは学ぶけど、「答え」には辿り着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど「そういうもんなんじゃないの」と思っています。主題歌でかかる僕らの曲は、映画を観た後味を汚さないようにしないといけないのが大事。役者もみんなすごい良いし、ユーモアがあって面白い映画になっているので、この「ちょっとねじ曲がった青春群像劇」を楽しんでください。

  ◆  ◆  ◆

■成田凌
松居監督と2人で「やっぱ主題歌はウルフルズさんがいいよね」「バカなふりして聞いてみたらどうですか?」なんて話していました。ドラマの現場で初めてトータス松本さんとお会いしたときに、「くれなずめ見たで」って言ってくれて、「どんな曲がいいと思う?」って言ってくれたんです。すごくおしゃれで最高な返事をしてくれて、とてもテンションが上がってずっと出来上がりを楽しみにしていました。初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、この曲が入るのかと思ったら鳥肌が立ちました。
最後に面白い仕掛けもありますし、主題歌いいし、ほんとちょっとしか出てない人たちがものすごく豪華で最高の瞬間を与えてくれます。自分の作品にこんなことをいうのは照れくさいけど、期待してもらって良いと思いますので、観てください!

  ◆  ◆  ◆

■︎松居大悟(監督)
「ウルフルズは世界一だよ」
普段はモゴモゴしてるくせに、ウルフルズと岡本太郎の話をする時だけまっすぐな瞳で呟くアイツが、なんだか恥ずかしかった。友だちへの手紙みたいな映画だから、そのバンドの曲で、下手くそなりに一生懸命、赤フンで踊りたかった。体はだらしなくて口が半開きだったのは、余裕がなかったからだよ。過去を振り返ってばかりだからこそ、映画の最後にはそのバンドの最新曲が流れたらいいなぁなんて、成田君と夢みたいな未来を夢見ていた。
トータスさんは、ウルフルズは、この作品の編集版を見て、「書き下ろす」って言ってくれたんだ。『ゾウはネズミ色』なんてとんでもない名曲、どんだけお前のことわかってるんだよ。聞いた?なに?モゴモゴすんなよ。お前へのラブソングじゃねぇよ調子乗んなよ。みんなに見られるのはちょっともったいないけど、「やっぱりウルフルズは世界一だな」ってなるよ、きっと。
本当にありがとうございます。ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。
間違い続けて、映画「くれなずめ」を作ってよかったです。

映画『くれなずめ』

2021年4月29日(木祝)テアトル新宿他にて全国ロードショー
[物語]
高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、5年ぶりに友人の結婚披露宴で「赤フンダンス」の余興をやるべく集まった!めちゃくちゃ恥ずかしいダンスをやりきった披露宴と、二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代を思い出す・・・「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの? まあいいか、そんなのどうでも」そう、僕たちは認めなかった。ある日突然、友人が死んだことを──。

監督・脚本:松居大悟
出演:成田 凌 若葉竜也 浜野謙太 藤原季節 目次立樹 / 飯豊まりえ 内田理央 小林喜日 都築拓紀(四千頭身) /城田 優 前田敦子/滝藤賢一 近藤芳正 岩松 了 / 高良健吾
主題歌:ウルフルズ「ゾウはネズミ色」(Getting Better / Victor Entertainment)

配給・宣伝:東京テアトル
制作プロダクション:UNITED PRODUCTIONS
特別協力:エレファントハウス
製作:「くれなずめ」製作委員会(UNITED PRODUCTIONS ハピネット 東京テアトル Fly Free Entertainment  カラーバード)
(C)2020「くれなずめ」製作委員会

公式サイト:https://kurenazume.com
公式Twitter:@kurenazume
公式インスタグラム:@kurenazume
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