AC/DC、最新MVのビハインド・ザ・シーン公開

AC/DCが先月公開した「Realize」のミュージック・ビデオの制作過程を明かした。
◆AC/DC動画、画像
同ビデオでは、メンバー5人がスタジオで一緒にパフォーマンスしているように見えるが、実際には別々に撮影されていた。アンガス・ヤング(G)はオーストラリア、ブライアン・ジョンソン(Vo)とクリフ・ウィリアムズ(B)はアメリカ、フィル・ラッド(Ds)はニュージーランド、スティーヴィー・ヤング(G)は英国に滞在しており、パンデミックの影響で平時のように集まることはできなかった。
シーアの「Numb」、テーム・インパラの「Expectation」などを手掛けたClements Habichtとミュージシャンを撮り続けるフォトグラファーでAC/DCのクリエイティヴ・ディレクターJosh Cheuseが監督し、ビハインド・ザ・シーンのビデオには、彼ら2人とアンガス・ヤングが出演し、その制作過程を解説した。模型を使い、彼らの姿を組み合わせていく様子などが映し出された。2人の監督はパズルのように取り組んだと話している。
AC/DCは昨年11月に6年ぶりの新作『POWER UP』をリリースし、オーストラリア、英国、アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアなど世界各国で1位を獲得。一度は引退を宣言したクリフ・ウィリアムズだが、この先ニュー・アルバムをライブでパフォーマンスしたいと話している。
Ako Suzuki
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