盲目の電子音楽家ポーリーン・アンナ・ストローム、遺作『Angel Tears in Sunlight』から2nd SG「Equatorial Sunrise」リリース&MV公開

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昨年12月に惜しくも急逝した、80年代に知る人ぞ知る傑作を残してきた、ニュー・エイジ〜アンビエントの伝説的存在である盲目の電子音楽家、ポーリーン・アンナ・ストロームのおよそ32年ぶりとなる新作にして遺作となってしまった、2/19リリースとなる『Angel Tears in Sunlight』から最後の先行セカンド・シングルとして「Equatorial Sunrise」がリリース&MVが公開された。

◆ポーリーン・アンナ・ストローム 関連動画&画像


ニュー・エイジの黎明期に神秘的なサウンドの『Trans-Millenia Consort』で登場し、1982年から1988年にかけて素晴らしいアルバムの数々をリリースしていたものの、熱心なマニア以外にはそれほど認知はされていなかった彼女。しかし近年のニュー・エイジ・リバイバルで発見・再評価が進み、RVNG Intl.が2017年に80年代にリリースした音源からコンパイルした編集盤『Trans-Millenia Consort』をリリースし話題となり、Resident Advisorが選ぶ「2010年代の最重要リイシュー作」の1枚として選出されるなど評価が高まっている中で完成した、まさかの新作と言える。

「Equatorial Sunrise」のビデオは、RVNGレーベルのトップであるマット・ウェルスへのヴォイス・メールに残された彼女自身の言葉で始まり、それはストロームのヴィジョンを紹介している。RVNGはESP TVと再び提携し、彼女のサウンド世界の構築を万華鏡のようなヴィジュアルで表現した。「Equatorial Sunrise」は遊び心のあるパーカッシヴなテクスチャーと希望に満ちた明るいメロディーがアルバム全体を通してキラキラと輝いているのが聴こえてくるだろう。


『Angel Tears in Sunlight』

2021年2月19日(金)リリース
PLANCHA ARTPL-148 ¥2,000+税

■TRACK LIST:
01. Tropical Convergence
02. Marking Time
03. I Still Hope
04. Temple Gardens at Midnight
05. The Pulsation
06. The Eighteen Beautiful Memories
07. Equatorial Sunrise
08. Small Reptiles on the Forest Floor
09. Tropical Rainforest
10. Underground Caverns (Bonus Track)
11. The Pain of Loss (Bonus Track)

◆ポーリーン・アンナ・ストローム 日本オフィシャルサイト
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