紛失74％、盗難89％…楽器を失う前に対策を

ここ1年で楽器需要が大きく増加、海外はもちろん日本においても、電子ピアノ、ギター、ウクレレを始め、様々な楽器が大きく販売台数を伸ばしている。おうち時間を活用して「楽器を始めてみよう」「また楽器をやろう」という人が増えており、大手楽器店によると、手軽に始められるウクレレやギターは昨年同期比で2倍以上の売上を記録しているという。

オンラインでの音楽の発信やSNSでのアピールなど、誰でも気軽に音楽表現ができる環境が整ったこと、人気を博することがマネタイズにつながる状況がすべての人へ提供されてきたことも、楽器需要の高まりを後押ししているのかもしれない。音楽表現はプロミュージシャンの特権ではないという当たり前が、いま自然に広がっているというわけだ。

このように楽器の需要が増える一方で、大切な楽器の盗難／紛失は日常のように起こっており、楽器の紛失に関しては74％の人が、盗難は知人を含め89％の人が経験しているという（株式会社トレミール調べ）。特に多数発生しているのは、電車内・車内・音大での被害だとか。


趣味性の高い楽器は、工業製品ながらもその個体差が個性にもつながるもので、同モデルといえども代わりがきかない。大切な宝物となった楽器を失うことはプレイヤーにとって、耐え難き悲惨な出来事だ。

大切な楽器の紛失・盗難対策アイテムとして、TRE GPSが提唱するのは「楽器GPS」の活用だ。その名のとおり「楽器GPS」はGPS発信機で、楽器ケースの中に入れておくことで離れた場合にアラームを鳴らしたり、専用のスマホアプリからリアルタイムで楽器の位置を確認することができる。万が一の行方不明時も、どこにあるかが分かるという頼りになるアイテムだ。




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