【ライブレポート】望月琉叶、バレンタインデーに初ソロコンサート開催

望月琉叶が、バレンタインデーの2月14日（日）に東京・雷5656会館 ときわホールにて初めてのコンサート＜望月琉叶コンサート～look at me～＞を開催した。

◆コンサート写真

望月は2015年2月に「世界の民族をハッピーに」を合言葉に結成されたアイドルグループ・民族ハッピー組（“演歌女子ルピナス組”から2019年8月に“民族ハッピー組”に変更）のメンバーで、グループ加入後もソロライブで演歌を歌ったり、『週刊プレイボーイ』『FRIDAY』などの雑誌グラビアで水着姿を披露して“グラビアもできる演歌歌手”という異名をとったりと活躍している。

コンサート当日は、昼2回（第1部、第2部）の公演を開催。新型コロナウイルス感染症防止のためソーシャルディスタンスを保ち、それぞれ座席を半分にして2回公演で300名を動員した。

ファンの熱い視線が静かに見守る中、望月は1stシングル「失恋慕情」のカップリング曲「小夜時雨」でステージの幕を開けると、「短い時間ですが、楽しんでいきましょう」とあいさつ。自身の演歌のルーツとなった曲から美川憲一の「柳ヶ瀬ブルース」や細川たかしの「望郷じょんから」などのカバーを歌唱した。


また、民族ハッピー組が応援に駆けつけ、司会のお笑いコンビ・ジャガーズのふたりも含め全員で「ハッピー♡バレンタイン」と書いたマスクパフォーマンスで国生さゆりの「バレンタイン・キッス」をカバー。続けて、彼女たちの2月17日（水）発売の新曲「試験管ライフケミストリー」「代田橋ラプソディー」を歌ってステージに花を添えた。


後半では、やはり演歌歌手の夢を持っていたという母親が好きだった昭和の名曲をカバー。高田みづえの「私はピアノ」、松田聖子の「赤いスイートピー」などを歌唱後、4月28日（水）発売予定のセカンドシングル曲「面影・未練橋」を初披露した。

フィナーレは、オリコン演歌歌謡曲ランキング（8月3日付）初登場1位を獲得し、現在ヒット中のソロデビュー曲「失恋慕情」を披露。この日はカバー曲を含めて全11曲が歌われ、初コンサート＆バレンタインデーの歌のプレゼントに、ファンは最後まで喜んでいた。

ラストは「皆さん、本当にこのようなご時世の中、たくさんお集まりいただき、ありがとうございました。初めてのソロコンサート、とても素敵なステージになりました。まだスタートラインに立ったばっかりなので、また次のコンサートもできるように頑張ってまいりますので、よろしくお願いします」と締めた。

終演後、望月は「次も素敵なコンサートにつなげられるよう、応援よろしくお願いします」と語った。





◆望月琉叶 日本コロムビア オフィシャルサイト