タイムマシンで60年前からやってきたギター? 三木楽器がヴィンテージ・ギターの魅力を再現する新ブランド「Creek」の取り扱いを開始

ツイート

三木楽器が、ヴィンテージ・ギターの魅力とサウンドをもっと身近に楽しんでもらえるよう、往年のサウンドと佇まいを追求した新ブランド“Creek(クリーク)”の取り扱いを開始。50年代後期/60年代中期/60年代後半のセミアコースティックギターをモチーフにしたCTFシリーズ3モデルがリリースされた。

ギター愛好家の憧れ、ヴィンテージ・ギターはその希少性と人気から年々価格が高騰し、手軽に演奏することのできない存在となっている。そんな「憧れのヴィンテージ・ギターの魅力を新品のクオリティで再現」をコンセプトに、誰もが夢見たであろう理想のヴィンテージ像を体現するブランドが“Creek”だ。


そんなCreek “Time Machine Series”から往年のセミアコースティックモデルを追求した“CTF”シリーズが登場。傷や塗装クラック、塗装面の質感はもちろん、パーツ類や指板エッジといった細部までこだわった職人によるエイジド加工を施し、長い年月を経たかのような佇まいを再現。手作業によるエイジド加工は、絶妙に艶感が落ちた塗装面の質感や、微妙な色焼け具合、自然に入った塗装クラックなど、他ブランドとは一線を画すヴィンテージと見紛うレベルの仕上がりとなっている。

ネックグリップは、往年のグリップを再現するべく当時のネックシェイプを採寸した数値を基に成形。握り心地のよい太さが特徴の50年代後期。スリム過ぎず程よい厚みを持たせた演奏性の高い60年代中期。ナローで小ぶりながら安定感のある60年代後期。コンセプトとなる各年代ごとの特徴を捉えて製作されている。


▲ネックシェイプ(左)は年代ごとに再現。ネックセットアングル(右)は浅く設計された。

サウンドと弾き心地に大きな影響を与えるネックセットアングル(角度)は、ヴィンテージ・ギターの特徴でもある浅いネックセットアングルで設計。ヴィンテージ特有の柔らかいテンション感、立ち上がりの速さ、自然で豊かなサスティンを実現した。


ピックアップには、有名ギター製作家やギタリストからも高い評価を得ているアメリカのハンドメイド・ピックアップ・ブランドTone Specific(トーン・スペシフィック)が製作するヴィンテージ(PAF)レプリカ・モデルを搭載。ギターの鳴りを尊重したナチュラルなサウンドは、弾き手のニュアンスを余すことなく再生し、澄み渡るほどに明瞭でありながら芯の太いヴィンテージに迫るサウンドを生み出す。

■CTF-59 AGED

50年代後期をモチーフに製作されたモデル。ミッキーマウスホーンと呼ばれるカッタウェイ先端がやや太いボディシェイプ、解放部のないセンターブロック、太く握り応えのあるネックシェイプ仕様。ドットポジションマークにロングピックガード、その他パーツ類の特徴も網羅。ヴィンテージに迫るクリアさ、立ち上がりのよさを備えた太くスイートなサウンドが特徴。カラーは50年代後期風のサンバースト。

■CTF-64 AGED

60年代中期をモチーフに製作されたモデル。スリムホーンと呼ばれるカッタウェイ先端がややスリムなボディシェイプ、解放部のあるセンターブロック、Cシェイプ調で演奏性の高いネック仕様。ブロックポジションマークにショートピックガード、その他パーツ類の特徴も網羅。3モデルの中で最も枯れたクリスピーなサウンドが特徴。広がりのある空気感と分離のよい明瞭さを備えている。カラーは60年代中期風のサンバーストとチェリーの2色。

■CTF-68 AGED

ナローネックに14度ヘッド角が特徴の60年代後半をモチーフに製作されたモデル。スリムホーンと呼ばれるカッタウェイ先端がややスリムなボディシェイプ、解放部のあるセンターブロック仕様。ブロックポジションマークにショートピックガード、ブランコテイルピース、その他パーツ類の特徴も網羅。艶のあるクリスピーな響きにブランコテイルピースによる空気感と豊かな倍音感を備えたサウンド、豊かなサスティンと上品な音色が特徴。カラーは60年代後期風のアイスティー・バーストとチェリーの2色。

製品情報

◆CTF-59 AGED
価格:360,000円(税別)
◆CTF-64 AGED
価格:360,000円(税別)
◆CTF-68 AGED
価格:360,000円(税別)
※上記掲載モデルはいずれも生産完了となりました(2022年7月26日追記)。
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス