ブライアン・メイ「ガーデニングが鬱克服の助けになっている」

クイーンのブライアン・メイ(G)は、本人いわく「もともと鬱になりやすい傾向」があり、この1年、ガーデニングがそれを克服する助けになっているという。
昨年5月、ガーデニングに熱中し過ぎて大臀筋を痛め、その後、心臓発作を起こしたブライアンは、英国のガーデニング・園芸誌『Gardener's World Magazine』のインタビューで、それらの健康問題について語る中、鬱についても触れた。
「木を剪定したり重いもの持ち上げていたから座骨神経痛になったんだと思った。でも実際は、アジア・ツアー中に新型コロナに感染していたんだと思うよ。パンデミックが英国を襲う前だ。それから心臓発作を起こした。その治療が胃に出血をもたらし、僕は死にそうになった」
「僕は、自分が緑に囲まれる環境にいることを本当にラッキーだって自覚している。それがなければ、僕の頭は爆発しそうになっていただろう。バランスを取る助けになってる」「僕は本来、鬱になりやすい。楽観的な人間じゃないんだ。問題があるとそれを掘り下げる傾向がある。ガーデニングはすごく助けになってる。人生の素晴らしいセラピーの1つだ」
ガーデニングをしていると、生命に触れている気がするという。
ブライアンは2016年秋、「個人的な領域で、とても大きな暗雲と闘っている…。これは熱意とエネルギーを奪い、何もかも意味がないという気にさせる」と、ケリー・エリスと開始する予定だったクリスマス・ツアーを中止していた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
クイーンのロジャーとブライアン、ジェネシス、スパークスから誘われる
ロジャー・テイラー、デヴィッド・ボウイとのセッションで「クリームの曲をプレイした」
ブライアン・メイ、英国母の日に1960年に撮影された母との写真公開「親を大切にして」
クイーン、1年をかけ、アイコニックな50の瞬間を振り返るシリーズ開始
「第35回日本ゴールドディスク大賞」、発表
ブライアン・メイ「フレディから貰った特別なカセットテープ、失くしてしまった」
クイーン、アダム・ランバートと新曲のレコーディングを試みるも完成には至らず
ブライアン・メイ、クイーンの最初期の公演の1つを録音したテープを発見
ロジャー・テイラー、フレディ・マーキュリーの巨大な銅像「もちろん、まだ庭に」
