ドクター・ロニー・スミス、イギー・ポップとのコラボ曲「サンシャイン・スーパーマン」配信開始

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ジャズ・シーンの最前線で活躍し続け、30作以上のリーダー作を世に送り出したハモンドB-3オルガンの巨匠、ドクター・ロニー・スミスが2021年4月7日(水)にリリースするアルバム『ブリーズ』からイギー・ポップとのコラボレーション曲「サンシャイン・スーパーマン」の先行配信をスタートした。

◆ドクター・ロニー・スミス&イギー・ポップ 関連画像


本アルバムはスミスが2017年に75歳の誕生日を記念してニューヨークの有名ジャズ・クラブ、ジャズ・スタンダード(惜しまれつつ昨年閉店)で行ったライヴから6曲、そして、イギー・ポップをフィーチャリングに迎え、スタジオで録音した楽曲2曲が収録されたライヴ&スタジオ合体盤となる。すべての曲はブルーノートの社長であるドン・ウォズがプロデュースを担当し、スミスのオリジナル曲が中心だが、セロニアス・モンクのカヴァーなども収録した。トリオとして長年共に活動をし、スミスが「私が何をしようとしているかすぐに理解してくれて、必要なときに常にそこにいてくれるのです」と太鼓判を押す、ギタリストのジョナサン・クライスバーグとドラマーのジョナサン・ブレイクが脇を固めている。

上記の他にも多くのアーティストが参加しているが、注目は、ミュージック・アイコンであるイギー・ポップ。2021年2月の情報解禁以降、パンクのゴッドファーザーとジャズ・オルガンのレジェンドの二人によるコラボレーションの実現は大きな注目を集めていた。今回、配信と同時に解禁された写真は、マイアミのレコーディング・スタジオで本作のプロデューサーでもあるブルーノートの社長、ドン・ウォズによって撮影されたもの。もともとドン・ウォズとイギー・ポップは親交が深いことで知られているが、本作でのコラボレーションが実現したのは、マイアミのアート・ガレージでドクター・ロニー・スミスの演奏を聴いていたポップが「一緒に演奏しよう」とセッションに飛び入り参加したことがきっかけだったという。その時のことを振り返り、スミスは「イギーが寄ってきて、僕と一緒に演奏がしたいと言いました。それでギグをしたのですが、彼は私たちとの演奏をすごく楽しんでいました。すぐに一緒にレコーディングすることになって、私のトリオが手伝ってくれたんです。レコーディングはとてもうまくいきました」と語っている。



今回公開となった楽曲「サンシャイン・スーパーマン」はイギリスのシンガー・ソングライター、ドノヴァンのBillboard Hot 100のシングル・チャートで1位を獲得した代表曲のひとつとして知られており、二人の色が光るファンク調にアレンジされた「サンシャイン・スーパーマン」は必聴だ。


『ブリーズ』 

2021年4月7日(水)
UCCQ-1134 (SHM-CD) 2,600円+TAX
https://jazz.lnk.to/DrLonnieSmith_BreatheEM

「サンシャイン・スーパーマン」
https://jazz.lnk.to/DLS_SSPR

■収録曲
01 かなわぬ想い feat. イギー・ポップ / Why Can't We Live Together feat. Iggy Pop
02 ブライト・アイズ / Bright Eyes (Live)
03 トゥー・ダム・ホット / Too Damn Hot (Live)
04 トラック9 / Track 9 (Live)
05 ワールド・ウィープス / World Weeps (Live)
06 ピルグリミッジ / Pilgrimage (Live)
07 エピストロフィー / Epistrophy (Live)
08 サンシャイン・スーパーマン feat. イギー・ポップ/ Sunshine Superman feat. Iggy pop
★2017年 ジャズ・スタンダード・ニューヨークにて録音(2~7曲目)

◆ドクター・ロニー・スミス オフィシャルサイト
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