BTSとユニセフがパートナーシップ継続を発表「より優しく、より安全で、よりつながれる世界を」

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(C) UNICEF/UN0237948/Nesbitt
▲ユニセフのグローバル・サポーターであるBTSは、ニューヨークの国連本部で、世界中の若者たちに向けて、「自分自身を語ろう」とメッセージを送った。(米国、2018年9月撮影)

ユニセフ(国連児童基金)は、BTSと彼らが所属するBig Hit Entertainmentとのグローバル・パートナーシップを継続すると発表した。

◆BTS 動画

BTSとBig Hit Entertainmentは、2017年から「LOVE MYSELF(私自身をまず愛そう)」キャンペーンを通してユニセフの「#ENDviolence(暴力をなくそう)」キャンペーンをサポートしてきた。今後もユニセフと共に「LOVE MYSELF」キャンペーンを通じ、子どもや若者に対するあらゆる形態の暴力やネグレクトの撲滅、そして子どもや若者が自尊心を持って幸福に生きられることを促進するための取り組みを続けていくということだ。パートナーシップ継続の一環として、「LOVE MYSELF」キャンペーンに関連した商品およびアルバム『LOVE YOURSELF』の販売利益から100万米ドル以上をユニセフに寄付するという。

リーダーのRMは「小さな歩みから始まった“LOVE MYSELF”キャンペーンが、より大きなパートナーシップになっていることに、非常に感動し、感謝しています。私たちも、“LOVE MYSELF”、つまり自分自身を愛することに努めてきました。そして私たちは、チームとして、また一人ひとりの個人としても、成長したと思います」と語っている。

また、ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア氏は「COVID-19は、私たち皆の、そして特に子どもたちや若者たちの生活や情緒的幸福に、大きなダメージを与えています。BTSのみなさんは、音楽やメッセージを通して、“あなたは一人ではありません。今は誰にとっても困難な時期です。愛と優しさをもてれば、私たちは一緒に乗り越えることができます。”と世界中の人々に伝えています。パートナーシップが新たなステージへと動き出した今、私たちは共に、より優しく、より安全で、よりつながれる世界を再び創っていくことに、全力を注ぎます」と述べている。

「LOVE MYSELF」キャンペーンは2017年以来、世界中で298万米ドルを調達。BTSは国連総会でのスピーチや「愛と優しさ(love and kindness)」の大切さを伝えるミュージックビデオの公開、ツアー会場に専用ブースを設けての情報提供などを通じて世界の子どもや若者たちへメッセージを届けるとともに、ユニセフの取り組みをサポートしている。

写真提供:(公財)日本ユニセフ協会






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