元プロコル・ハルムのベーシスト、アラン・カートライト死去

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「青い影」(1967年)が世界的にヒットした英国のロック・バンド、プロコル・ハルムのベーシストだったアラン・カートライトが、3月4日、75歳で亡くなった。昨年、胃がんだと診断されていたという。

◆アラン・カートライト画像

プロコル・ハルムの創設メンバー、ゲイリー・ブルッカーは月曜日(8日)、バンドの公式サイトに「1971~1976年プロコル・ハルムのベーシストだったアラン・カートライトの訃報を知り、とても悲しい」と始まる追悼文を掲載し、「彼は常に、実直で音楽に身を捧げた信頼できるベース・プレイヤーであり、スタジオ、ツアー両方で全力を尽くしてくれたナイス・ガイだった」と偲んだ。

プロコル・ハルムは1971年にカートライトが加入したことで、クリス・コッピングがオルガンに専念できるようになった。

カートライトの演奏は、『Grand Hotel』(1973年)から『Procol’s Ninth』(1975年)までの3枚のスタジオ・アルバムおよびライヴ・アルバム『Live: In Concert with the Edmonton Symphony Orchestra』(1972年)で聴くことができる。



ブルッカーは、1997年に開催した30周年記念公演でカートライトと再会し、「嬉しかったが、彼がもうあまりベースをプレイしていないと知り悲しかった」と綴っている。

Ako Suzuki
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