SUM 41、ロブ・ハルフォード&トミー・リーとの共演で「人生激変」

ツイート


SUM 41のフロントマン、デリック・ウィブリーが、2001年8月1日、MTVの20周年記念公演でジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードとモトリー・クルーのトミー・リーと共演したときのことを振り返った。まだブレイク前だった彼らは、このパフォーマンスを機に「人生が永遠に変わった」そうだ。

デリックは、先週、そのときの写真をインスタグラムに投稿し、こんなメッセージを添えた。「MTV20周年記念 これは夢が実現した瞬間であり、このパフォーマンスは俺らの人生を永遠に変えた。俺らはMTV20周年記念スペシャルのオープニングを依頼されたとき、ほとんど無名の存在だった。数ヶ月前に“Fat Lip”をリリースし、それなりに上手く行ってたが、一般にはまだ新しいバンドだった。“Fat Lip”をプレイするよう依頼されたが、俺らにはアイディア(MTVで見た過去のコラボレーションからインスパイアされた)があった。俺らが大好きなアーティストと一緒にクールなメドレーをプレイできないかって。難しい注文なのはわかってた。友好的に断られるだけだろうって思ってたよ。でも、驚いたことにトミー・リーとロブ・ハルフォードはイエスって言ったんだ! 残念ながら、ビースティ・ボーイズとスラッシュからは断られた。でも、それはいいんだ。俺ら、大興奮だ!」

ツアー中だったため、リハーサルの時間が取れず、リーとハルフォードには本番2日前に初めて会ったという。緊張しながらステージに上がったものの、「終わった瞬間、全てが変わったと感じた、オーディエンスの反応は素晴らしかった。MTVや業界の多くの人たちから褒められ、突然、ビッグ・スターのように扱われるようになった」という。

パフォーマンス後、スラッシュにも会い、彼は誘われたことに感謝し、当時、ガンズ・アンド・ローゼズの曲はプレイできなかったと、断った理由を説明してくれたそうだ。

「Fat Lip」はその後すぐ「世界中のラジオでヘヴィロテで流れるようになり、No.1ヒットとなった。あの夜で全てが変わった」と、デリックは最後に綴っている。

SUM 41は、MTV 20周年記念公演のオープニングで、「Fat Lip」、ビースティ・ボーイズの「No Sleep Till Brooklyn」、モトリー・クルーの「Shout At The Devil」、ジューダス・プリーストの「You’ve Got Another Thing Comin’」のカヴァーをプレイした。リーは2~4曲目に、ハルフォードは4曲目に参加したそうだ。

「Fat Lip」はビルボードのオルタナティヴ・ソングス・チャートで1位に輝いた。

Ako Suzuki



この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス