グラミー賞、出演アーティストのインタビュー映像公開。テイラー、デュア、BTSらが語る

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▲テイラー・スウィフト(写真:Getty Images)

現地時間3月14日(日)に開催される第63回グラミー賞授賞式に向けて、レコーディング・アカデミーのオフィシャル・サイトでは出演アーティストたちのインタビューが動画と共に公開されている。

最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞を含む6部門で候補に挙がったテイラー・スウィフトは、当日のパフォーマンスにアーロン・デスナーとジャック・アントノフが参加することを発表し「隔離とロックダウンが始まってから私たち3人は耐えてきたのですごくワクワクしています」とコメント。最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞など同じく6部門にノミネートされたデュア・リパも「非常に興奮しているわ! またグラミーのステージに戻れて嬉しい!」「安全に努めて演奏し、他のアーティストたちの出演も楽しみ」と語っている。


▲デュア・リパ(写真:Getty Images)


▲BTS(写真:Getty Images)

また、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞で候補入りしたBTSは、「ショーが近づくにつれ興奮と期待が高まっています! 未だに信じられません。(もし)受賞すればそれはすごい!」(V)、「韓国代表と呼ばれることに圧倒されて(プレッシャーを感じて)います。グラミー賞に韓国のポップアーティストとして最初にノミネートされたことは信じられないほどの名誉であり、(もし)受賞すれば、私たちだけではなく、音楽の多様性を追求する多くの人々にとっても重要なことになるでしょう」(JUNG KOOK)と、初ノミネートと単独パフォーマンスへの思いを明かしている。

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■テイラー・スウィフト コメント

グラミー賞でのパフォーマンスについて一つ言えるのは、アーロン・デスナーとジャック・アントノフとコラボするということです。隔離とロックダウンが始まってから私たち3人は耐えてきたのですごくワクワクしています。私たちは一つの部屋に一緒にいなければならず、1週間毎日のように検査しました。だから、この2人と音楽を演奏できるのは今までにないくらいの喜びです。

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■BTS インタビューコメント

──2021年(第63回)グラミー賞が近づいていますが、どのような心境ですか? また、(今年のグラミー賞に)何を期待しますか?

V:(グラミー賞が)近づくにつれて、期待と興奮が高まっています。自分たちがノミネートされ、演奏するなんていまだに信じられません。受賞できたら、さらに素晴らしいでしょう。

──「Dynamite」は(コロナ禍で)苦しい時に元気を与えてくれた曲でした。はじめてのノミネートでまだ実感はわかないとは思いますが、今はどんなお気持ちですか? またこのことによって、ファンの心を掴むでしょうか?

JIN:BTSは、音楽を通じて僕たちのストーリーをみなさんに届け続けてます。「Dynamite」もそうです。僕たちに力を与えてくれ、ファンに伝えたいメッセージを届けてくれる曲です。

──今回のノミネートは、BTSにとってだけでなく、K-POPグループにとっても初めての(グラミー賞)ノミネートです。多くのアーティストは、海外でのあなたたちの功績を称えています。今後続く韓国の若い世代のアーティストたちに(世界への)道を切り開いた事について、韓国代表となったあなたたちはどう感じていますか?

JUNG KOOK:韓国の代表と呼ばれることには圧倒されてプレッシャーを感じています。注目していただき、ファンだけでなく、仲間からのサポートにとても感謝しています。今後も、より良い音楽やパフォーマンスを披露するために、頑張っていきます。グラミー賞にノミネートされた最初のK-POPアーティストであることは信じられないほどの名誉なことであり、これがほんの始まりに過ぎないことを願っています。もし受賞できたら、これは僕らだけではなく、音楽における多様性を追求する多くの人々にとっても、大きな意味を持つことになるでしょう。

──(最新アルバム)『BE』はこれまでで最も個性的であり、ARMY(BTSファン)向けに作成することに携わっていました。なぜあなたたちはパンデミックに対するあなたの欲求不満をアルバムに向けることを決めたのですか?

JIMIN:僕たちは思いを共有し、急激に変化した日常生活の中でも、これまで通りでいる方法を伝える必要があると感じました。人生は続きますからね。僕たちにできることは音楽を作って演奏することだったので、人々が僕たちの音楽に親しみを感じ、癒されることを願ってアルバム『BE』を作成しました。

──この数か月間、皆さんはどのような時間を過ごしてきましたか?パンデミックが終わったら何がしたいですか?

J-HOPE:僕たちはひたすら音楽活動に取り組んできました。パンデミックが終わった後に最初にやりたいことは、ツアーに行ってファンの前で演奏することです。ファン(一人ひとり)の目を見て、「愛してるよ、ARMY!」と叫びたいです。

──一般的にあなた方はK-POPアイドルとして有名なのですが、BTSの音楽はもはや超越され過ぎていて、ファン層は韓国の大統領まで含めて多様です。 K-POPというラベルについてどう思いますか? 自分の言葉で自分をアーティストとしてどのように表現しますか?

RM:K-POPは一般的に韓国音楽を指す用語ですが、ある時点で独立したジャンルになりました。K-POPが何であるかを定義することは実際には非常に難しいのです。正直な気持ち、ファンに音楽やパフォーマンスを披露して、それにたくさんの愛を返していただいて、感謝しかありません。僕たち自身を表現するなら、韓国から来た7人の普通の男の子です。

──主要な授賞式や主流のポップカルチャーで話題に上がるアジアのミュージシャンはあなたたちだけですが、それをどのように感じますか? もし変えられるなら、あなたたちの功績によって今の音楽業界(状況/市場/環境)をどのように変えてほしいですか?

SUGA:世界の音楽業界では“多様性”の動きが見られます。これらの変化がどんどん進むこと、前進し続けることを願っています。僕たち以外にも韓国には素晴らしいアーティストがたくさんいます。そして、彼らの音楽が世界で通用するものであると確信しています。人々が様々な音楽に触れ、より多くのミュージシャンがより広く知られるようになるのを助けるために、僕たちが役割を果たすことができれば幸いです。

──あなたたちの独断で、これまで発売した曲やアルバムの中でグラミー賞を贈りたいものはどれですか? まだ過去のBTS/BTSの全てを知らない人たちのためにこれまでの作品で最も誇らしい曲はどれですか?

RM:僕がお勧めしたいのは、とても大変な時期に発売したアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』です。個人的には「Spring Day」が一番特別な曲です。

──2021年のBTSの次のステージは? 新しい音楽やソロプロジェクトの予定はありますか?

RM:パンデミックがまだ解消されていないので、音楽やパフォーマンスを通して、「Dynamite」のように、希望と癒やしのメッセージをもう一度届けたいと思っています。

JIN:次の音楽をリリースするために一生懸命取り組んでいます。次は何がくるかを楽しみにしていてほしいです。

SUGA:2021年により良いツアーが開催されることを願っています。楽しみにしていてください。

J-HOPE:楽しさや喜びを新たな曲とパフォーマンスで、届けられたらと思っています。僕たちは今本当に一生懸命取り組んでいます。

JIMIN:現状を考えるとファンと直接会うのは厳しい状況下なので、アルバムでも他のコンテンツでも、ファンとの距離を縮めていけるように頑張ります。

V:僕たちは、人々に共感を持って心地良く触れるそよ風のような存在でありたいと願っています。

JUNG KOOK:2021年、僕たちはグラミー賞という最高のステージに参加でき、僕たちが続けてきた、僕たちの(今)できる最高のもの/ステージをお見せします。僕たちの音楽の多様性をもっとお見せしたいと思います。

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第63回グラミー賞授賞式の模様は、WOWOWにて日本時間3月15日(月)午前9時より独占生中継で放送・配信される。授賞式直前の午前8時半より、日本のスタジオからの緊急生放送が行われることも決定した。授賞式に関する最新情報はWOWOW番組特設サイト( https://www.wowow.co.jp/music/grammy/ )にて。

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■第63回グラミー賞授賞式 出演者

パフォーマンス:バッド・バニー、ブラック・ピューマズ、カーディ・B、BTS、ブランディ・カーライル、ダベイビー、ドージャ・キャット、ビリー・アイリッシュ、ミッキー・ガイトン、ハイム、ブリタニー・ハワード(アラバマ・シェイクス)、ミランダ・ランバート、リル・ベイビー 、デュア・リパ、クリス・マーティン(コールドプレイ)、ジョン・メイヤー、ミーガン・ジー・スタリオン、マレン・モリス、ポスト・マローン、ロディ・リッチ、ハリー・スタイルズ、テイラー・スウィフト、ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パーク(Silk Sonic)

司会:トレバー・ノア

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■番組情報

『このあと生中継!第63回グラミー賞授賞式』
2021年3月15日(月)午前8:30 生放送 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]
※番組内容は変更となる可能性がございます。
※見逃し配信は「第63回グラミー賞受賞式」に含まれる予定です。
出演者:ジョン・カビラ、ホラン千秋
ゲスト出演:
JQ(Nulbarich)
清水直樹(クリエイティブマンプロダクション代表取締役社長)
高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)

『生中継!第63回グラミー賞授賞式』 ※二カ国語版(同時通訳)
2021年3月15日(月)午前9:00 生中継 [WOWOWプライム][WOWOW 4K][WOWOWオンデマンド] ※放送終了後〜3月23日(火)午後3:59まで見逃し配信あり
出演者:ジョン・カビラ、ホラン千秋
ゲスト出演:
JQ(Nulbarich)
清水直樹(クリエイティブマンプロダクション代表取締役社長)
高橋芳朗(音楽ジャーナリスト)

『第63回グラミー賞授賞式』 ※字幕版
2021年3月15日(月)夜10:00 [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド] ※放送終了後〜3月23日(火)午後3:59まで見逃し配信あり

『第63回グラミー賞授賞式の見どころ』 ※無料放送
♯1 2021年3月14日(日)夜9:00 ほか [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
♯2 2021年3月13日(土)午前7:15 ほか [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
♯3 2021年3月13日(土)午前7:30 ほか [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
♯4 2021年3月13日(土)午前7:45 ほか [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]
※各番組、3月15日(月)まで配信

特設サイト: https://www.wowow.co.jp/music/grammy/

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