BAROQUEの圭、ソロアーティストとして本格始動

無期限活動休止中のBAROQUEのギタリスト圭が、本格的にソロアーティストとしての活動をスタートする。その始まりは4月12日、東京・TSUTAYA O-EASTで開催されるワンマンライブ＜圭 SOLO LIVE 「THE LIBERTY -輪廻の新月-」＞だ。

◆圭 画像

＜THE LIBERTY -輪廻の新月-＞は、新たなパフォーマンススタイルを初披露するステージになるとのこと。このステージについて、圭は自身のオフィシャルTwitterを通して「本当の意味での自分というアーティストがここから誕生する気がしている」とコメントした。

圭は過去に二回、ソロワークを立ち上げている。一回目はkannivalism活動休止中となる2008年。当時のコンセプトは非バンドサウンドだ。打ち込みをメインにエレクトロニカやアコースティックな音をちりばめ、アンビエントからファンタジックなポップまで幅広いサウンドで、“歌”を主軸において制作された1stアルバム『silk tree.』、ミニアルバム『ffor a fleeting moment.』では自らボーカルも担当。ギター以外の楽器にも挑戦した。

そして2019年、10年ぶりに始動させた二回目のソロでは初めてワンマンライブ＜beautiful emotional picture＞を開催し、同ライブをシリーズ化したことに加え、アルバム『4deus.』をリリースしている。これらは、本体となるBAROQUEがあったからこそ、BAROQUEのギタリストである自分にフォーカスして、“ギター”を主軸においたインスト曲を中心としたもの。自分のパーソナルな内的宇宙をライブでも作品でも表現した。

これまでの圭のソロワークは、“あくまでも本体のバンド活動の傍ら”というある種制限付きのなかで、その時期のバンドとは異なるものをソロに落とし込んで表現していたという。しかし、BAROQUEは現在、無期限の活動休止中だ。つまりここから圭というアーティストの本質が露わとなる。

ワンマンライブ＜圭 SOLO LIVE 「THE LIBERTY -輪廻の新月-」＞は、これまでのインスト曲中心のパフォーマンスとは内容が変わり、8割が歌ものになるとのこと。ボーカルはもちろん圭が担当。ギターレスやピアノを弾きながら、さらにはインスト曲でギターを弾きまくるほか、バンドとジャムセッションする姿も披露されるなど、持てる力を総動員して一人のアーティスト圭を全方位で展開される予定だ。

＜THE LIBERTYー輪廻の新月ー＞というタイトルは、「17.」(アルバム『silk tree.』収録曲)の歌詞から“自由”という意味を持つTHE LIBERTYを冠したものであり、ライブ当日が満月への始まりの地点となる新月であることから名付けられた。本当の意味で自由に、アーティストとしての自分を解き放つ、その始まりとなる。チケット販売は本日3月21日(日) 21:00から4月11日(日)23:59までGALAXY BROAD SHOPにて。券種は2タイプ。VIP限定チケットは終演後に行われるミート&グリート(2ショットチェキ撮影有)に参加が可能となる。