グラミー賞プロデューサー、エドワード・ヴァン・ヘイレンへの追悼に関しコメント
3月14日に開催された第63回グラミー賞のエグゼクティブ・プロデューサー、ベン・ウィンストンが、簡潔過ぎると批判されたエドワード・ヴァン・ヘイレンに対する追悼の演出についてコメントした。
ウィンストンは『Variety』のインタビューで、こう語った。「エディに関して言えば、僕ら、授賞式の前にウルフギャングの代理人と電話で話し、彼が出演し演奏する気はないか尋ねた。彼はやりたくないと言ったので、僕は、相応しいと思われるギタリストの名を8人か9人挙げた。でも、誰もエディのようにはプレイできないため、彼は、僕らはエディ自身の映像を流すべきだと考えたんだ。それで、僕らはそうした。もっと長い時間できれば良かったのにと思う。でも、あの“追悼コーナー”全体で、他の人が映し出されず、自分の音楽をプレイしたのはエディだけだった。僕は、彼への追悼に相応しかったと感じている。でも、ウルフギャングがそうでないならば、申し訳なく思う。当然……、親を亡くすというのは痛ましいことだ。僕らは、自分たちができる最善のことをした」
ウルフギャングは授賞式の翌日、追悼パフォーマンスを依頼されたものの断ったことを認めたが、「彼らが、亡くなった他の人たちへ向けた4フル・パフォーマンスの半ばに父を15秒しか紹介しないとは思いもしなかった。最も傷ついたのは、ショウの最初で亡くなったアーティストたちについて語られたとき、父に言及さえしなかったことだ」と、演出に失望したとの所感を述べていた。
現時点、ウィンストンの発言に対するコメントはなされていない。
Ako Suzuki
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