ティナ・ターナー、引退? 新ドキュメンタリーがファンへの別れの言葉

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今週末、アメリカや英国でティナ・ターナーの新ドキュメンタリー『Tina』が放送されるが、この作品はティナからファンへの“お別れの言葉”になるようだ。彼女は引退を考えているという。

BBCによると、ティナの夫Edwin Bach氏は、彼女が「私への愛に感謝している。でも、私はやり遂げた。疲れた。引退生活を送りたい」と言っていると明かし、『Tina』は彼女からの別れの言葉であり、「これで終わりだ」と表したという。ドキュメンタリーを監督したDan Lindsayも、ティナはこの作品を彼女からの最後の言葉と考えていると話した。

昨年秋81歳になったティナは、この数年、自伝の出版や彼女の人生を描いたミュージカルの制作に携わってきたが、スタジオ・アルバムは1999年の『Twenty Four Seven』以来リリースしておらず、ツアーも2009年を最後に開催していない。

『Tina』では、彼女の人生、キャリアを振り返り、赤裸々に語る彼女の最新インタビューも収録されている。アメリカでは土曜日(27日)にHBOネットワークから、英国では翌日(28日)Sky Documentariesから放送される。

ティナ・ターナーは今年、ロックの殿堂の候補に挙がっており、現時点、ファン投票で2位につけている。殿堂入りするアーティストは5月に発表される。彼女は1991年にアイク&ティナ・ターナーとして殿堂入りしている。

Ako Suzuki
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