【俺の楽器・私の愛機】009「小さいと思って買ったら意外とデカかったチューバ」(編集部編)

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【チューバ サンクトペテルブルグ 202N(B♭管)】(千葉県 BARKS編集部 安藤 23歳)


高校音楽科でチューバを専攻するにあたり、とある先生に選んでいただいた選定書つきの楽器です。ケースはロゴがついた専用ソフトケースを使っております。

サンクトペテルブルグのチューバは「低価格で良質かつ小柄」ということで注目されておりますが、確かに良い音が鳴りますので、よく「これ欲しい!」と言われます。キュッと引き締まった外見の美人さんでしょう?


このチューバを選んだ最も大きな理由は、私の身長が154センチしか無いことでした。最も広く流通しているヤマハのチューバでも演奏台が必要だったので、小さい楽器が欲しかったのです。


ただこれ、マウスピースの位置が一般的なチューバより高くなっているらしく、買ってから先生と一緒に「なんかデカくない?」と首を傾げました。そのまま椅子に置くと、マウスピースはおでこの位置まで来ます。腿で挟むのも少々難しい巻き方なので、立奏は難しいかも。

また、レバーから指を引っかける輪っかまでの距離もかなりあります。結局レバーにはコイン(外貨)を4つ付け、演奏台を使うことになりました。やっぱロシア人男性の体格に合わせてるっぽいです。これから買う人はご注意ください。



この子を担いで千葉の田舎から都心へ通学した高校時代。実技試験前日にギックリ腰になったり、ケースにスカートが引っかかってパンツ丸出しのまま満員電車に乗ったり。演奏会の日に大雪が降り、チューバを担いで駅まで1キロの雪道を歩いた際には、すれ違う人に「雪中行軍」と言われました。

今ではマンション住まいで、近くのスタジオも閉店してしまい、楽器を吹ける場所が無くなってしまったのですが、いつか市民楽団に復帰できないかと画策しております。まずは車の免許を取るところからですね。

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

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