稀代の作曲家/チェリスト、ピーター・グレッグソンが劇伴を務める『ブラック・バード 家族が家族であるうちに』日本公開決定&シーン写真公開

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主人公リリーを『デッドマン・ウォーキング』(95)でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞したスーザン・サランドン。長女のジェニファーには『タイタニック』(97)で世界的にその名を知らしめ『愛を読むひと』(08)でアカデミー賞(R)主演女優賞受賞を受賞したケイト・ウインスレットが演じ、二大オスカー女優がついに初共演。“家族との絆と覚悟”を観る人全てに問いかける感動の物語『Blackbird』の邦題が、『ブラックバード 家族が家族であるうちに』として2021年6月11日(金)にTOHOシネマズシャンテほか全国にて日本公開決定、あわせてシーン写真3点を解禁する。

◆『ブラック・バード 家族が家族であるうちに』 関連画像


ある週末の朝、リリー(スーザン・サランドン)は夫のポール(サム・ニール)と暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)、アンナ(ミア・ワシコウスカ)とその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンジー・ダンカン)を集める。しかしそれはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、ある理由によって死を覚悟したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで弾けた緊張感とともに、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは……。

『マンデラの名もなき看守』(08)や『ペレ』(87)などで知られるビレ・アウグ スト監督による傑作デンマーク映画『サイレントハート』(14・未)を、同作の 脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色、『ブラックバード家族が家族であるうちに』として、新たな物語を紡ぎ出した。この度公開されるシーン写真は3点。皆が集まる最後の夜のためにエレガントに着飾る母リリーと寄り添う娘ジェニファー、そして夫にしっかりと身体を預けつつもどこか虚ろな目をしたリリーの姿、そして何かに抗議するかのように、今にも泣き出しそうな表情のアンナの姿を切り取ったものとなっている。


また脇を固める豪華俳優陣も要注目。次女アンナには『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のアリス役に大抜擢されたミア・ワシコウスカ。そして、リリーの夫ポール役に『ジュラシック・パークIII』(01)などで活躍するサム・ニールが演じ、死を決断した母のもとに集い、戸惑いながらも目を逸らさず真実の愛情を捧ごうともがく難役を見事演じ切った。監督を務めたのは『ノッティングヒルの恋人』(99)や『恋とニュースのつくり方』(10)などで手腕を発揮するロジャー・ミッチェル。極限の選択に立たされる家族の心象風景にリアリティを持たせるために、彼は、通常ではなかなか行えない映画の大半を順撮りするという方法を選択、結果5週間におよぶ撮影が開始することになったが「キャストの集中力、映画やお互いに対する意気込みに思ったよりも大きな影響が生まれたんだ」とそのこだわりを話し、見事な人間ドラマへと昇華させている。

『ブラックバード 家族が家族であるうちに』

2021年6月11日(金)TOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー
監督:ロジャー・ミッチェル
脚本:クリスチャン・トープ 出演:スーザン・サランドン、ケイト・ウィンスレット、ミア・ワシコウスカ、サム・ニール、リンジー・ダンカン、レイン・ウィルソン、 ベックス・テイラー=クラウス、アンソン・ブーン
2019 年/アメリカ、イギリス/英語/97 分/スコープサイズ/5.1ch/原題:Blackbird/日本語字幕:斎藤敦子 配給:プレシディオ、彩プロ PG12
(C)2019 BLACK BIRD PRODUCTIONS, INC ALL RIGHTS RESERVED

◆『ブラックバード 家族が家族であるうちに』 オフィシャルサイト
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