ギブソン、トム・ペティのシグネイチャーモデル「Tom Petty SJ-200 Wildflower」リリース

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ギブソンから、世界的なロック・アイコンであるトム・ペティのシグネイチャーモデル「Tom Petty SJ-200 Wildflower」がリリースされた。トム・ペティの家族の協力のもと、彼の愛用するアコースティックギター「SJ-200 Wildflower」をベースにし、モンタナ州ボーズマンにあるギブソン・アコースティック・カスタムショップの熟練したルシアーとアルティザンの手により、数十年を経てついに完成したモデルだ。


これまで何十年にもわたって著名なミュージシャン達に愛用され、世界中のステージで活躍してきたギブソン・アコースティック・ギター。1937年に誕生したSJ(スーパージャンボ)ボディ・シェイプは、繊細なタッチでも豊かなサウンドが出るよう設計されている。

新作となる「Tom Petty SJ-200 Wildflower」は、1996年にアルバム『Wildflowers』をリリースし、作曲、レコーディング、演奏と多忙な時期を迎えていたトムのためにギブソンが制作したギターにインスパイアされ誕生した。



トム・ペティの愛娘アドリア・ペティは語る。

「私の父がかつて愛用していたSJ-200が、彼の長年のギターテックであり友人でもあるアラン・ワイデル氏とギブソンのクラフツマンの手によって蘇り、ようやく完成したことはとてもうれしく思います。

このギターの完成には、トムが求める最高の楽器のスペックを満たし、彼の音楽の要素を表現するために、多くの努力が払われています。アラン・ワイデル氏は、トム・ペティのこれまでのすべてのシグネイチャーモデルと同様に、この楽器を徹底的に研究しました。

トムは『Wildflowers』の作曲とレコーディングの際にSJ-200を弾いていて、今回ギブソンがこのトムの名曲に敬意を表し、『Tom Petty SJ-200 Wildflower』をリリースできたことは、大変光栄でうれしく思います。

皆さんもこのギターで、私の父が「ビッグ・ジャングル」と呼んでいたトムの愛したゴージャスで迫力のあるSJ-200のアコースティック・サウンドを体験することができるのです。

ファンの皆様や音楽関係者の皆様にも、是非この美しい楽器を楽しんでいただきたいと思います。 そうすることで、皆様の思いがトムに届くと信じています。」


「Tom Petty SJ-200 Wildflower」には、AAAシトカスプルース・トップ、キルトメイプル・バック&サイド、フレイムメイプル・ネックに加え、SJ-200ならではの装飾が施されている。ゴールドのGrover Imperialチューナー、LR Baggs VTCアンダーサドル・ピックアップ、サウンドホールにマウントされたボリュームとトーン・コントロールを装備。


ヘッドストックにはマザー・オブ・パールの“Wildflower”のロゴ、ヘッドストック裏には曲の歌詞である”You Belong Among the Wildflowers”のデカール・ロゴ、ダブルピックガードにはトム・ペティのサインが刻印されているなど、トム・ペティのモチーフが随所に盛り込まれた特別な仕様になっている。 「Tom Petty SJ-200 Wildflower」は、全世界100本のみの限定生産。すべてのギターには“Wildflower”の特製ハードケースが付属する。


トム・ペティはソロやバンド「ハートブレイカーズ」で、今でも愛され続けている不朽の名曲を生み出した。2020年末にリリースされたトム・ペティの最後のプロジェクトとなったコレクション『Wildflowers & All The Rest』は、『Wildflowers』セッションの全25曲を含み、トムが当初思い描いていたとおりに収録されている。トム、リック・ルービン、マイク・キャンベルがプロデュースした『Wildflowers & All The Rest』は、ロック史の中でも最も愛されているアルバムを完全に網羅しているコレクション。ファンは、デモからスタジオ、ステージなどのレコーディングの全過程を見ることができる。

『Finding Wildflowers (Alternate Versions)』が、4月16日にワーナー・レコードより発売される。このアルバムは、1994年にトムとバンドメンバー、共同プロデューサーのリック・ルービンが手掛けた『Wildflowers』の楽曲のオルタネイト・テイク、ロング・カット、ジャム・バージョンなどのスタジオ録音の16曲を収録している。今回のリリースでは、『Wildflowers』の曲作りやレコーディングのプロセスを深く知ることができ、さらにトムがこのアルバムで意図していたビジョンも感じることが可能だ。

新しいドキュメンタリー『Tom Petty: Somewhere You Feel Free』は、トム・ペティがアルバム『Wildflowers』の制作とツアーを行っていた同時期を描いたもの。この作品は、トム・ペティの映像担当のマーティン・アトキンスが撮影、メアリー・ウォートンが監督を務め、未公開16ミリ映像シーンをはじめ、娘のアドリア・ペティ、プロデューサーのリック・ルービン、ハートブレイカーズのバンドメンバーであるマイク・キャンベル、ベンモント・テンチ、スティーブ・フェローンへの新たなインタビューを中心に構成されている。『Tom Petty: Somewhere You Feel Free』の詳細については、公式サイトをチェックしてほしい。


製品情報

◆Gibson Tom Petty SJ-200 Wildflower
価格:1,430,000円(税込)
発売中

<製品取扱店>
・クロサワ楽器
 https://www.kurosawagakki.com/ 
・イシバシ楽器
 https://www.ishibashi.co.jp/ 
・イケベ楽器
 https://www.ikebe-gakki.com/ 
・三木楽器
 https://www.miki.co.jp/ 

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