リッチー・コッツェン「僕のロックの神はプリンス」

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英国BBCラジオ2の番組『The Rock Show with Johnnie Walker』にゲスト出演したリッチー・コッツェンが、自身の“ロック・ゴッド”について語るコーナーで、プリンスの名を挙げた。

コッツェンは、「僕が若いとき最も好きだったアーティストの1人がプリンスだ」と、話し始めた。「僕が本当に彼に魅かれたのは、当時聴いていた(プリンスの)曲は基本的に全て、彼がコントロールしているって知ったときだ。(彼は)ギター・プレイヤーで、シンガー、ソングライター、ドラマーで、しばしば、エンジニア、プロデューサー、アレンジャーでもあった。その上、彼の演奏……、彼みたいにプレイする人はいなかった」

さらに、「数年前、プリンスの家に行くというチャンスに恵まれた」との逸話を明かした。「彼はLAに家を借りていて、彼と仕事していた僕の友人が、そこで行われたアカデミー賞のアフター・ショウ・パーティーに招待してくれたんだ。リビング・ルームにはステージが設置され、バンドがプレイしていた。でもステージは低くて、僕は後方にいたから誰がプレイしているのか見えなかった。プリンスがいたのはわかってた。で、友人から“スティーヴィー・ワンダーがいたの見た?”って訊かれても、“いや、見てない。でも、誰かが“Superstition”を歌ってたね“って答えたら、“バカじゃないのか、それがスティーヴィー・ワンダーだったんだよ”って言われた」

コッツェンは昨年、アイアン・メイデンのギタリスト、エイドリアン・スミスとアルバムを制作し、先週(3月26日)、それが『SMITH/KOTZEN』としてリリースされた。

Ako Suzuki
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