ノエル・ギャラガー、ステージ上の喧嘩でオアシスを終わらせたかった

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(C) MITCH IKEDA

ノエル・ギャラガーは、「これが最後の公演だ」とは知らぬまま、オアシスが解散したことを残念に思っているそうだ。どうせなら、ステージで喧嘩し、最後を迎えたかったという。

オアシスは2009年夏、フランスのフェスティバル<ロック・オン・セーヌ>のバックステージで喧嘩となり、出演を急きょ、キャンセル。その数日後に解散が表明されたため、結果的に2009年8月22日に英国の<V>フェスティバルでプレイしたのが最後となってしまった。

『Contact Music』によると、ノエルは最近、英国の新聞『Daily Star』にこう話したという。「俺ら、ムカついて喧嘩になり、俺は“クソ、俺は家に帰る、うせろ!”ってなったんだ。後になって考えてみると、残ってプレイした方がよかったのかどうか、わからないけどな……。(やっていれば)歴史に残るようなとんでもないオアシスの公演になっていただろうよ」

「喧嘩がステージに持ち込まれ、多分、身体はった喧嘩にはならなかっただろうが、舌戦が繰り広げられただろう。とんでもないギグになったはずだ。ときどき、“その公演の思い出があったらな”って思うよ。そうあるべきだった」

ノエルは以前、「オアシスにウンザリしたことはなかった。あいつ(リアム)にウンザリだったんだ」と、話していたことがある。

依然、不仲のままらしいギャラガー兄弟だが、先月終わり、『The Guardian』紙は、2人が共同で映画制作会社Kosmic Kyteを登記したと伝えている。オアシスが再結成するというより、バイオグラフィ映画が制作されるのではと推測されている。

Ako Suzuki
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