5人組ポップスバンド・アロワナレコード、初音源『大都会 - EP』配信リリース

ツイート

5人組ポップスバンド・アロワナレコードの初音源となる『大都会 - EP』が、本日3月31日に配信リリースされた。

◆ジャケット画像

アロワナレコードは2019年秋頃、大学のコピーバンドサークルを通じて出会ったメンバーで結成。藤井陸(Vo&G)と亀井壱弥(B)を中心に楽曲制作が行なわれている。聴くものを包み込むような藤井のリヴァービーなボーカルとは対照的なソリッドなギターソロも、アロワナレコードの楽曲に欠かせない要素のひとつだ。

『大都会 - EP』にはバラード3曲が収録されている。以下、藤井による楽曲解説。

藤井陸(Vo&G)による楽曲解説

01.「夏めく夜に」
この曲は歌詞を書くときにタイトルと反して「夏」に関する言葉を使わずに、夏に差し掛かるじめっとした雰囲気を出すことを意識しました。その生暖かい夜と、思い出してしまうあの子、どっちつかずの揺れ動く季節と心のようなものが表現できていればと思います。歌詞に書かれていないですが、その先に待つのはやはり「夏」「未来」であり、時の流れに逆らうことはやはりできないが、晴れやかな輝かしい未来があるようにと曲中の湿っぽいイメージとは真逆の想いがあります。

02.「あいより出でて」
テーマとしては、「雨」です。
どちらかというと負のイメージが強い「雨」をいかに輝かしく表せるかを意識しました。ABメロの灰色の濁った街中に反して、一種吹っ切れたようなサビ。何か心のつっかえが取れるような未来に希望の持てる曲にできたかと思います。東京には悪い意味で吹っ切れてしまう、何かを諦めてしまう人が多いような気がします。そうではなく泥臭く汚れたユニフォームを勲章とするような吹っ切れ方をして欲しいと思います。

03.「大都会」
テーマは「思い描く都会」です。最初はなんとなくライブハウスの青い照明、自分が音に沈んでいく感覚を表し、都会の喧騒の中でも音楽という逃げる場所が存在する事を書こうと思いました。しかし夢見て上京した私たちは次第に疲弊し、様々なものを諦めていきます。そんな地表から少し海の中に潜っていくと、まだまだこんな東京で夢を見ている人たちがいます。私たちは地上で生活をしすぎて、海の中のことはほとんど知りません。そんな知らない世界に足を踏み入れてみてはどうか、そこにはまだまだ私たちが上京する前の思い描いていた「大都会」が存在します。
私たちの音楽でその大都会を感じ新たな一歩を踏み出すきっかけになって欲しいなと思います。

配信E.P.『大都会 - EP』


2021年3月31日(水)配信スタート
配信リンク:https://lnk.to/DaitokaiEP
1. 夏めく夜に
2. あいより出でて
3. 大都会

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス