コリィ・テイラー、脚本執筆の映画『ゾンビ VS 忍者』は「監督はしない」

スリップノットのコリィ・テイラー(Vo)は、以前、映画の脚本5作を書き上げ、そのうちの1作『Zombie Versus Ninja』の制作を進めていると明かしていたが、自身で監督をする気はないそうだ。
彼は『Frightmare HQ』のインタビューで、「映画の制作はずっとやりたかったことの1つ」で、監督に興味がないわけではないが、いま自分にその技量はないと話した。
「映画の制作は俺がずっとやりたかったことの1つだ。脚本を書き、完成するまでの一部始終を目にしたい。プリプロからレッド・カーペットを歩くとこまでだ。それが俺の最大級の夢の1つだ」「(『Zombie Versus Ninja』は)いま、監督になりそうな人と話しているとこだ。年内に撮影するだろう」
「自分が監督することに興味がないわけではない。ただ、自分が得意とすることではないってわかってる。もし監督になりたいなら、ずい分前から学んでいなきゃいけなかったって、よくわかってるよ。エゴが強い人は、“俺の作品だ”って介入するんだろう。でも、俺はそういうタイプじゃない。俺はいい作品にしたいんだ。自分が作るものを、みんなに楽しんで欲しい。それに時として、何かを他の人たちと作っていくっていうのは素晴らしいんだよ。柔軟になり、“俺にあの技量はない”って認めないと」「俺はいま、プロデューサー、脚本として、それに相応しい人を見つけることができる」
『Zombie Versus Ninja』は、彼が大好きな映画のジャンル、ホラー・コメディになるそうだ。「俺はオスカー受賞者を生み出したいわけじゃない。面白くてクレイジーなカルト作品を作りたい。俺が気にしているのはそれだけだ」
テイラーは以前、自分の脚本では自分に小さな役(カメオ出演のシーン)を与えるつもりだと話していた。自身が執筆したものではないが、彼は最近、2本のホラー映画『Bad Candy』『Rucker』に俳優として出演している。
音楽活動の面では、5~6月にソーシャルディスタンスを置きながらのソロ・ツアーを北米で開催する。
Ako Suzuki
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