ヴィニー・アピス「ロニーはオジーの曲を歌うのを嫌がってた」

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オリジナル・ドラマー、ビル・ワードに代わって1980年にブラック・サバスに加入したヴィニー・アピスが、同じくオリジナル・シンガー、オジー・オズボーンの後任としてバンドに参加したロニー・ジェイムス・ディオは、オジー時代の曲を歌うのを嫌がっていたと話した。

『Another FN Podcast With Izzy Presley』ポッドキャストにゲスト出演したアピスは、加入時、“新しい奴”とサバス・ファンから非難を浴びたかと問われると、こう答えた。「いや、そうでもなかった。ドラマーだからね、後ろの方に座ってるわけだろ。ロニーは前方でそれに耐えなきゃならなかった。“オジーはどこだ?”ってプラカードがあったりしてさ、彼はそういう“オジーはどこだ?”に全て向き合わねばならなかった。彼は“Iron Man”とか“Sweet Leaf”とか、オジーの曲を歌うのを嫌がってたよ。だから最終的に数年後、ヘヴン・アンド・ヘルを結成したんだ。俺ら、昔の曲(オジー時代の曲)はプレイしなかった」

アピスは、ロニーは嫌っていたとしても、オジー時代の曲で素晴らしいパフォーマンスを見せたと加えている。「全く違うものにしてた。パワフルな声であのメロディを歌う。あれは凄かった」

ブラック・サバスは先月、ロニー・ジェイムス・ディオ時代の最初の2作『Heaven And Hell(ヘヴン&ヘル)』(1980年)と『Mob Rules(悪魔の掟)』(1981年)のデラックス・エディションを発売した。

Ako Suzuki
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