マイケル・アンソニー「サミーがヴァン・ヘイレンの新シンガーだと演奏10分でわかった」

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元ヴァン・ヘイレンのベーシスト、マイケル・アンソニーが、1985年、デイヴィッド・リー・ロスの代わりにヴァン・ヘイレンに加入したサミー・ヘイガーと初めて出会った日のことを振り返った。彼がすぐにヘイガーと仲良くなったのはもちろん、ヴァン・ヘイレン兄弟も10分セッションを行っただけで、ヘイガーが彼らの新シンガーだと実感していたという。

アンソニーは『Steve Gorman Rocks!』のインタビューでこう語った。「サミーがプレイしているのは数回観ていた。でも、あまり注意を払っていなかった。もちろん、彼の曲は素晴らしかった。モントローズの音楽は好きだったよ。最初に彼に会ったのは、エド(・ヴァン・ヘイレン)の家にある5150スタジオでだった。サミーは休暇中だったんじゃないかな。髪を切ってた。だから、彼がスタジオに入ってきたとき、僕は“あれはサミー・ヘイガーじゃないだろ”って思ったんだ。僕らはすぐに友達になったよ」

他のメンバーは、いつ、ヘイガーこそが新シンガーだと実感したのかとの質問には、「多分、長くても10分プレイしたときだね。僕ら、何かがあるってわかった」と答えている。

しかし、デイヴィッド・リー・ロスなしでヴァン・ヘイレンを続けるというアイディアに難色を示した人たちも少なくなく、レコード会社からはバンド名を変えるよう提案されたという。「覚えているよ、レコード会社のオフィスにいたときだ。エディとアレックスが、“おいおい、これは俺らの名字だ。俺らのキャリアだ。俺らがヴァン・ヘイレンだ”って叫んでた」

ヘイガーは1985~1996年および2003~2005年にヴァン・ヘイレンに在籍。アンソニーは2006年に脱退し、その後はヘイガーと活動を共にしている。

Ako Suzuki
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